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2024年5月21日火曜日

2024年日本の定額減税:高齢者とその家族が知っておくべきこと

 

2024年日本の定額減税:高齢者とその家族が知っておくべきこと



2024年、日本政府は物価上昇対策の一環として定額減税を実施します。しかし、認知症や高齢者施設に入居している高齢者がこの制度を知らなかったり、自分で申請できない場合はどうすれば良いのでしょうか?本記事では、こうした高齢者やその家族が適切な支援を受けられる方法について詳しく解説します。

定額減税制度の概要

2024年の定額減税は、所得税と個人住民税の負担を軽減するために導入されます。

所得税の減税

  • 給与所得者:毎月3,000円の減税。
  • 年金受給者:年金からの源泉徴収額に対して適用。

住民税の減税

  • 減税額:1万円×本人+同一生計配偶者+扶養親族の数。
  • 適用方法:6月以降に特別徴収(給与からの天引き)で適用。

高齢者が制度を知らなかった場合

家族や親族の役割

高齢者が定額減税制度を知らなかった場合、家族や親族が情報提供を行うことが重要です。市区町村の広報や地域のコミュニティセンターで情報を得て、高齢者に伝えましょう。

福祉施設や地域包括支援センターの活用

福祉施設や地域包括支援センターは、高齢者やその家族に対して総合的な支援を行います。施設やセンターの職員は、定額減税についての情報を提供し、申請手続きをサポートします。

自分で申請できない高齢者のための支援方法

成年後見制度の利用

認知症などで判断能力が低下した高齢者の場合、成年後見制度を利用して後見人が申請手続きを代行できます。後見人は家庭裁判所で選任され、本人の権利を守ります。

任意代理人による申請

軽度の認知症などで任意代理人を選任できる場合、委任契約を結び代理人が申請手続きを行うことが可能です。

施設職員の支援

高齢者施設に入居している場合、施設の職員が申請手続きを代行します。施設長や担当者が必要な書類を準備し、税務署に提出します。

申請手続きの流れ

  1. 申請書の入手と提出:市区町村の役所や公式ウェブサイトから申請書を入手し、必要事項を記入して提出。
  2. 必要書類の準備:本人確認書類、収入証明書、委任状などを準備。
  3. 窓口または郵送での申請:窓口に直接持参するか、郵送で申請。

知らなかった場合の対策

高齢者が定額減税制度を知らなかった場合でも、後から手続きを行うことができます。家族や福祉関係者が情報提供を行い、代理で申請を行うことで、適切な減税措置を受けることが可能です。

まとめ

高齢者やその家族が2024年の定額減税制度を最大限に活用するためには、適切な情報提供とサポートが不可欠です。家族や福祉施設の協力を得て、必要な手続きを進めましょう。具体的な手続きについては、市区町村の役所や福祉相談窓口に相談することをお勧めします。

参考リンク

2022年11月16日水曜日

高齢者のスマホ利用|自治体によっては補助金が出る場合も

 マイナポイントとスマホ

 マイナポイントの取得期限が迫る中、様々な場面でマイナンバーカード取得の申し込みや合わせてのマイナポイントの申請受付などが行われています。

 マイナポイントを申請するにも、使うにも、やはりスマートフォンは便利ですしガラケー一筋の昭和生まれにもスマホにしようかなという気を起こさせているようです。



スマホによる生活の変化

 ある調査によるとシニア世代がスマホを持ったことによる生活の変化について、良くなったと回答した割合は、約65%にものぼるそうです。

 使い方に関しては、知りたい情報がすぐにわかるようになった、暇な時間をスマホで楽しむことが出来るようになったなどが上位に入っています。またキャッシュレス決済もしたことがあるという割合が7割以上にのぼっています。

 コロナ禍に有って現金を触ることなく買い物できるというのも、メリットと思われます。




高齢者のスマホ利用

 初めはとっつきにくく、操作もガラケーに比べればアプリごとに違うので難しいと考えがちですが、一度使い方を覚えてしまえば利便性の高さに手放せなくなることは間違いないでしょう。

 良い点ばかりのようですが、一概にそうとも言えない面もあるのも事実です。例を上げるなら機種代金が高い、使用料金の問題、パスワードの煩雑さ、文字が小さくて見にくいなどなど、今後様々な改良が施されていくでしょうが、まだまだ発展途上あるいは進化の途中の機械といったところでしょうか。

自治体によっては補助金が出る場合も

 高齢者の割合が高い自治体を中心に、初めてスマートフォンを購入する際などの、補助金を出している自治体も増えています。行政手続きや災害の時の連絡や情報伝達などに活用を促していこうという考えのようです。


 

2021年3月2日火曜日

東日本大震災から間もなく10年あらためて防災を見直そう

高齢者と震災

 令和3年3月11日、震災から間もなく10年が経とうとしています。10年ひと昔とはよく言いますが、改めて震災を振り返り、今後の防災を見直して見る良い機会だと言えるでしょう。

 死者15899人、行方不明者2527人そのうち高齢者のしめる割合は66%にものぼっています。また震災に関連した持病の悪化、病気の発症による死者の9割は高齢者となっています。

 年齢による体力の低下に加え、避難する、しないの判断力や過去の経験に無い想定外の出来事に対処するのも高齢者にとっては難しい事も要因と言えるでしょう。



災害弱者にならないために

 災害をなんとか逃れ、避難出来ても高齢者には様々な困難もありました。特に避難所生活が長く続くと生活環境が変わって、ストレスや体調の悪化を招く事も多く、通院や薬の処方が止まってしまったりバリアフリー対応ではない場所での不自由も問題点として当時取り上げられました。


あらためて防災を見直そう

 震災以降も地球温暖化の影響などもあり様々な自然災害が「想定外」という謳い文句の中で、日常になって来ている気がします。先日も震度6弱のかなり大きな震災の余震とみられる地震がありました。10年目のこの機会に改めて防災を見直して見る何かの「啓示」のような気がしました。まだまだ若いつもりでいても、かく言う私も10年後には高齢者の仲間入りです。今後の10年をも見据えて、防災について考えねばと思います。

 最後に復興庁の震災10年ポータルサイトのリンクを載せておきます。是非一度ご覧になってください。

 

復興庁東日本大震災発災 10 年ポータルサイト


2019年10月5日土曜日

高齢者とキャッシュレス|消費税10%の時代を迎えて

高齢者とキャッシュレス


令和元年10月から消費税が10パーセントに


 いよいよ消費税が10パーセントの時代がやってきました。軽減税率やキャッシュレスでの還元など、政府としては国民の生活にすぐには支障が出ない様、配慮したつもりなんでしょうが、全くもって分かりにくく、税の本質である分かりやすさ、公平さを欠いた物になっていると言えるでしょう。


キャッシュレスでポイント還元?


 キャッシュレスってどんな物が有るのかと経済産業省を見てみると、必ずしも、共通的に認識されている定義はないが、物理的な現金を使用しなくても良い状態の事をいうのだそうです。
 クレジットカード、電子マネー、デビッドカード、スマートフォンを使ったQRコード決済など、様々なキャッシュレスが存在し、今後も新たな物が出て来るかもしれません。
 しかしポイント還元などを目一杯活用しようとすると、それこそ専門家でもなければ分からないような細かい規則や、やり方が有り、とても高齢者にやさしい制度になっているとはいえないでしょう。


高齢者にお勧めのキャッシュレス


 分かりにくいので高齢者がお得に買い物をするのはなかなか難しいキャッシュレスですが、普及率から言えば最近は高齢者でもどんどん使う人が増えており、一度登録してしまえば現金を持ち歩く必要も無いので、子供などに登録してもらって使っているという人が多い様です。
 また、カードなどで一度に使える金額を設定しておけば、オレオレ詐欺などの防犯対策にもなりますので、実は高齢者にとってもキャッシュレス決済はおすすめだと言えるでしょう。
 しかし、まだまだ利用出来ない店舗も多く、そもそも高齢者のみで営業している店舗などでは普及に時間が掛かる様です。

当店ではpaypayでお支払いの場合5%還元さらに...


 当店「有限会社白田石材」では、paypayでお支払いの場合、paypayから5%のポイント還元さらに消費者還元事業から5%還元となります。是非ご利用下さい。


 



2019年7月29日月曜日

高齢者と熱中症|予防と対処法

いよいよ梅雨明け、暑い季節の到来


 今年の夏は雨が多く、7月は涼しいと感じられる日が続きました。遅まきながらいよいよ梅雨明けの、暑い季節の到来となる様ですが、この時期は熱中症にも気をつけなければなりません。



熱中症の原因とは


 熱中症とは気温と湿度が高くなると起こる様々な症状の事ですが、体調や年齢によって症状や程度も変わってきます。
 主な原因は直射日光や高温多湿ですが、部屋の中にいても、またプールで泳いでいたりしても脱水症状となり熱中症にかかる場合も有ります。
 体温が上昇しても汗をかけなかったり、部屋を閉め切っていたりして暑さを感じない場合も有ります。




予防法は


 脱水症状を防ぐにはこまめな水分補給が一番ですが、高齢者の場合、体の水分が少ないため熱中症になりやすくなっています。喉が渇いたと感じた時には、だいぶ水分が少なくなっていると考えなければなりません。
 1時間ごとに水を飲むなどの、計画的な水分補給が大切です。水を飲み過ぎると、排尿の際塩分も出てしまいますので、高齢者の方はかかりつけの医師などに相談して飲む量を決めると安心です。
 また、暑さを感じなくても部屋の温度が27度以上ならエアコンを付け、暑い日の外出はなるべく避けるのが懸命です。



対処法は


 意識が無いなど症状が重い場合はすぐに救急車を呼ぶ事が必要ですが、ちょっとフラフラするなとか顔が火照ってきて怠いなと感じたら、用事などが有っても無理せずに、すぐに涼しい場所に移動して水分補給しましょう。
 高齢者の場合は周りの人や家族が気をつけてあげて、予防や対処に努めるのが大切です。


2019年7月27日土曜日

健康食品やサプリメント、保険機能食品

健康食品やサプリの氾濫



 「○○を飲むと体に良い」「○○は病気が治る」といった健康食品やサプリメントは巷に氾濫しているとも言える昨今、本当に効果があるものから全く根拠の曖昧なものまで、多数出回っている様です。
 健康に良いと聞くと、じゃあ試してみようかなという気分にもなりますが、薬にはリスクも付き物ですので宣伝に踊らされずにきちんとした知識を持って使いたいものです。

関節の痛みにグルコサミンは?


 高齢者になってくると膝の関節にあるクッションの役割をする軟骨が段々すり減って、痛みを感じたり動きが悪くなったりします。しかし軟骨の成分を含むグルコサミンを含むサプリ等を接種しても、関節炎には若干の効果は認められるが、慢性的なものには効果は無い様です。

ビタミンCは癌に効くのか?


 ビタミンCはコラーゲンを生成するとともに抗酸化物質としても、無くてはならないものですが、近年話題になった癌に対する効果はどうでしょう。
 研究結果では、癌に効くという結果と、効かないという結果の両方があり、まだまだ研究が必要な様です。
 風邪等の緩和にもビタミンCは良いとされていますが、取りすぎると逆効果になる場合も有るようなので注意が必要です。



保険機能食品


 まだまだ様々な健康食品やサプリが有りますが、「機能性表示食品」は国(消費者庁)が審査をしておらず、事業者の責任で販売しているのもの、「特定保健用食品(トクホ)」は国が安全性や有効性を審査しているものです。その他にビタミンやミネラル等を補給する目的のサプリ等は「栄養機能食品」と呼ばれます。
 これら3つを合わせて「保険機能食品」といいますが、どれも薬ではないので病気を治す薬の補助的な役割として考えた方が良いでしょう。

 また、薬と併用する場合も取り過ぎはかえって逆効果になる場合も有りますので、素人判断で摂取せずに、医師や薬剤師に相談するのが良いでしょう。

 健康食品の安全性有効性情報はこちらのリンクから、調べたい語句を入力すると詳しい情報がご覧になれます。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/

2019年7月21日日曜日

介護施設の種類を知ろう|裏話も交えて

介護施設のいろいろ


 将来の自分の為、あるいは親の為に介護施設の種類にはどんなものが有るのか知っていると、いざという時に便利です。
 「サービスの内容」「施設の特徴」「掛かる費用」「立地条件」「周辺環境」など選ぶ際には様々な予備知識が必要となります。また国の介護サービスを受けて費用を減額出来るかも、探す際の大きなポイントでしょう。



どんなものが有るか

要介護状態の方が対象となる施設

 公共施設


特別養護老人ホーム

 要介護3〜5の方が対象

介護老人保健施設

 要介護1〜要介護5の方が対象

介護療養型保健施設

 要介護1〜要介護5の方が対象

 民間施設


介護付き有料老人ホーム
 
 自立〜要介護5まで対応

住宅型有料老人ホーム

 自立〜要介護5まで対応

グループホーム

 要支援2〜要介護5まで対応

主に自立状態の方が対象となる施設

 公共施設


軽費老人ホーム

 自立〜要介護3程度までが対象

ケアハウス

 自立〜要介護3程度までが対象

 民間施設


サービス付き高齢者住宅

 自立〜要介護3程度までが対象

健康型有料老人ホーム

 自立の方のみ

高齢者専用賃貸住宅

 自立〜要介護3程度までが対象

高齢者向け有料賃貸住宅

 自立〜要介護3程度までが対象

シニア向け分譲マンション

 自立〜要介護5程度までが対象

 ざっと並べてみただけでも、これだけの種類が有りますので、介護状態や金銭的負担も考えてじっくり考えねばなりません。
 それぞれ特徴や認知症の方を受け入れられない、または認知症の方に特化した施設等も有りますので、まずはパンフレット等を送って貰い検討するのが一番かと思います。


入所するまでにかかる時間は?


 さて良い施設を選んだし、親も納得してくれたので、いざ入所してみようと言う段になっても、人気のある施設では入居待ちの期間がかなり長くなってしまう事も有ります。
 一般的には最低でも1ヶ月の余裕が必要となるでしょう。第二、第三の候補も視野にいれ、あらかじめ見学などしながら余裕を持った申込が必要でしょう。

 なかなか良い施設に入れないという場合は訪問介護、訪問看護、デイサービスなどのサービスも受ける事が出来ます。介護される側は住み慣れた自宅ですので気分的にも楽ですが、家族や介護する側の負担は要介護状態によってはかなりなものになる場合も有ります。


ここからは裏話

 先日うちのお客さんで老人ホームを3カ所程経営している方にお話を伺った所、デイサービスの施設は乱立し過ぎていて、対応出来る職員を確保出来ずに倒産するケースが増えて行くだろう、とのことでした。
 また、職員のスキルや対応がひどい所も有るそうなので、入所する前には体験入所などを行ったほうが良いともお聞きしました。
 余りに新しく、職員も若い人ばかりと言う所は、経営基盤がしっかりしているのかもチェックしないといけない様ですね。
 また何か機会が有れば業界の裏話など、伺ってみようと思います。




 




2019年7月20日土曜日

老化に個人差があるのはなぜ?|主観年齢と実年齢

老化とは


 老化とは歳を取って体の機能が低下して行く事をいいます。老化現象などとも呼ばれます。しかし同じ年齢でも老けて見える人といつまでも若々しく見える人、体の機能が低下していない人、肌の艶が良い人など、歳をとっても同じ年齢の人より老化していない人がいるのも事実です。

 完全に老化を食い止める事は出来ないでしょうが、いつまでも若さを保っている人にはどんな原因が有るのでしょう。



実年齢と主観年齢


 BBCの記事に主観年齢、つまりは自分が感じている年齢によって若さを保つ事が出来るのではないかという記事が有ったのでかいつまんで説明してみようと思います。
 実際は70歳であるが自分ではまだまだ60歳くらいの気持ちだという人の方が、若々しく健康でいられるという事の様です。逆に60歳なのに自分は老化して老けているし、70歳くらいに感じている、という人は実際にも老化が進むということのようです。



自分で感じている年齢が重要


 主観年齢の重要性は、死の危険を含む重要な健康問題が、主観年齢によって予測できることが、複数の研究から判明しているという事も有り、いかに自分がどう感じているかが問題だという事が重要となってきます。
 実年齢より若く感じていると、うつのリスクを下げるとともに、年を取っても精神的に健康でいられる可能性が高まるようです。
 また認知症のリスクを軽減したり、入院の可能性を低めたりと、身体的な健康にも影響している事も分かって来ています。

若さを保つには若いんだという気持ちが大事


 主観年齢の研究はまだまだ未知の部分も多い様ですが、いずれにせよ若さを保つには自分は若いんだという気持ちが大事だと言う事は間違いない様です。

2019年7月16日火曜日

目の健康と老化|老眼、ドライアイ、白内障、緑内障

目の健康と老化


 シニア世代になると、目の健康に関しても充分注意しなければなりません。老眼は言うに及ばず、白内障、緑内障、加齢性黄斑変性などなど様々な目の障害が待ち受けています。
 かく言う私も歳を取るにしたがい、老眼に悩まされ毎年いくつも眼鏡を買ったりしています。



老眼は直るのか?


 日本眼科医会によると、加齢のための生理現象なので、老眼は直らないと言う事でした。ガッカリですね。
 老眼を放っておくと眼精疲労により、疲れや肩こり頭痛等の原因にもなるそうですので、きちんと老眼鏡等で補正した方が良い様です。

白内障、緑内障、その他の目の病気


 白内障は目の水晶体が曇ってしまう病気、緑内障は視神経の病気、加齢性黄斑変性は見たい所がよく見えなくなる病気、その他にも歳を取ると目に関する様々な病気が起こりやすくなります。



最新増えているドライアイ


 パソコンやスマートフォン等の普及により、いつも画面を見ているという方は若い人でもドライアイが増えており、目の疲れや乾き、視力低下などがおきやすくなっています。
 ブルーライト保護眼鏡や、フマートフォン用のブルーライトカット保護フィルム等でも幾らかは軽減出来るかと思います。
 瞬きを意識して多くする、とか部屋が乾燥しないよう加湿器を置くのも効果がある様です。



早めに眼科でチェックが大事!


 当たり前の事ですが、最近目が疲れて来て見えずらいと感じたら、早めに眼科で診察を受けるのが一番でしょう。
 市販の目薬でも幾らか効果はあると思いますが、特に高齢者の場合は気をつけないと重症化する場合もあるので、面倒くさがらずに眼科に赴くのが肝心です。

2019年7月12日金曜日

オレオレ詐欺、振り込め詐欺、被害に遭わない為には?

オレオレ詐欺振り込め詐欺の現状


 毎日の様にニュースをにぎわせている「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」などと呼ばれるいわゆる特殊詐欺という物が最近は手口も巧妙になり一向に後を絶ちません。
 警察庁によると、特殊詐欺の認知状況は平成22年以降7年連続で増加したが、平成30年は前年比-7.98%の減少、平成30年の被害額は363.9億円だそうです。一件あたりの被害額は233.2万円という依然として高水準で推移しており、かなり深刻な状況だとしています。


高齢者の被害は相変わらず高水準


 特殊詐欺のほとんどを占めるのはやはり高齢者(65才以上)の被害で、全体の8割近くにあたる様です。
 手口別で高齢者率が高いのはオレオレ詐欺の96.9%、金融商品等取引名目詐欺の87.0%還付金詐欺の84.6%となっており、いかに高齢者を狙った犯罪が蔓延しているかが伺えます。



具体的な対策は?


 警察丁の、防犯教室のサイトがお年寄りにも見やすい感じに成っていますので、是非一度年配のご両親などをお持ちの方は見せてあげると良いと思います。

 「おれは絶対騙されない」と思っている人程、一度信頼を得てしまったら、ころっと騙されるそうですので、家族ぐるみでのこまかな対処が必要でしょう。

 在宅中でも完全に留守番電話にして、用がある場合は後で掛け直す等の徹底した取り組みが必要だと思います。



2019年7月9日火曜日

親の介護を考える|介護サービスを使う方法

親の介護を考える


 体もだいぶ弱って来たし、高齢なのでそろそろ家の親も国の介護サービスを受けようと考えた事は有りませんか?
 でもいざとなると面倒だし、まだ家族で充分だからと後回しにしてしまいがちです。しかし介護サービスを受けるには申し込めばすぐに受けられるという物ではなく、一定の手順と手続きが必要になります。急な病気や怪我で倒れたり、万一の場合に備えて早めに介護の手続きをしておきましょう。



まずは地域包括支援センターに相談


 各市町村に有る地域包括支援センターにまずは相談してみましょう。介護が必要かどうか、手続きはどう進めれば良いのか相談に乗ってくれます。うちの親の事で相談に行った際は、市町村の役所内の健康福祉課の中に包括支援センターも有りました。



介護認定を受けよう


 介護が必要だと判断されただけでは、サービスは受けられません、国の基準を満たした介護認定を取得する必要が有ります。
 介護認定の申請から認定結果の通知が来るまで約1ヶ月掛かります。

要介護認定はどのように行われるか 厚生省

ケアマネージャを選任し介護プランを作成してもらう


 介護認定がすみ、介護状態が分かったらケアマネージャーを選んで契約し、ケアプランを作成してもらいましょう。ケアプランは自分で作る事も可能だそうですが、相当の手間と時間が必要な様です。
 ケアマネージャーは地域包括支援センターで紹介してくれる事も有りますし、介護施設に居る事も多いので、どんな介護サービスを受けたいか、どこの施設(業者)に依頼するか、有る程度目星がついたら、見学してその後ケアマネージャーを選任するのが良いと思います。



介護施設と契約し介護開始


 いよいよ介護サービスの開始と成る訳ですが、その前に介護施設等と金銭的な契約も必ず必要と成ります。ここはケアマネージャーと相談の上、介護度合いにあったサービスを契約する事に成りますので、そんなに心配はないでしょう。施設に入所などの場合は施設の空き状況も有りますし、事前の予約も必要と成ります。



計画は余裕を持って


 このように介護サービスを利用するにはそれ相応の時間の余裕が必要と成りますので、余裕を持った計画が必要です。どんなサービスを考えているかによっても掛かる時間は変わりますが、最低でも2ヶ月は掛かると思っておいた方が良いでしょう。
 本人ばかりでなく、介護する家族の事も考えて早めの計画が望ましいでしょう。





2019年7月2日火曜日

歯の健康と老化防止〜スエーデン式歯磨き法

歯の健康と老化


 歯の健康と老化には、深い関係がある様です、自分の歯でちゃんと噛んで食事している人は認知症にもなりにくいのだそうです。医食同源という言葉の示す通り、何を食べるかによって健康状態は変わってきます。その為には歯を大切にししっかりと噛んで食べる事が重要となってきます。
 歯の病気で怖いのはやはり歯周病、歯周病は歯をなくすのみならず様々な病気を引き起こす事にもなる物です。糖尿病、心筋梗塞、認知症、脳梗塞、肥満、動脈硬化、高血圧、骨粗鬆症などなど様々な病気の引き金となります。


スエーデン式歯磨き法の紹介



 これは以前からちょくちょく話題にはなっていましたが、先月NHKの人気番組「ためしてガッテン」でも取り上げられていました。
 スエーデン式歯磨き法の事を「イエテボリテクニック」といい、


1. フッ素を含んだ歯磨き粉で磨く(たっぷり2cm)

2. 2分間程ていねいに歯を磨く

3. 口をゆすがない(泡を吐き出すだけ)

4. 2時間は物を口にしない


ただしこれは12才以上に推奨との事でした。




 私も先日の放送から実践しておりますが、歯磨きの後に口をゆすがないのは、最初はなかなか大変でした。普通に売っている歯磨き粉には口の中がスースーするミントのような物が含まれていますので、しばらくの間はちょっとひりひりした感じがします。

 何回かやって慣れてくると、そんなに気にならなくなりますので是非お試し下さい。





2019年6月23日日曜日

高齢者ドライバーの事故に付いて考える

高齢者ドライバーの事故が多発


 毎日の様に新聞やニュースなどで取り上げられる様になった高齢ドライバーの事故、認知機能や運動機能の低下のせいで、ブレーキの踏み間違いや逆走など重大な事故に繋がっているケースも多く見られます。
 免許保有者1万人当たりの交通事故件数は若年ドライバー、高齢ドライバーとも20年前頃と現在でほとんど変化は有りません。むしろ、この20年間で交通事故を起こす確率はわずかながら若年ドライバーは増加、高齢ドライバーは減少しています。
 高齢者の増加、若者の減少が確率を底上げしているのは事実でしょうが件数的にはそれほど変わってはいない様です。
 

事故原因は


 高齢ドライバーは初心者ドライバーに比べ運転経験は長く、無謀な運転をする方はほぼ居ないでしょう。しかし運転中の体調の変化、病気の発症などによって通常の運転が出来なくなる事が多いのだそうです。
 ぼーっとしていてぶつかってしまったとかではなく、急な心臓発作や脳卒中、脳梗塞には幾ら安全運転を心がけていても対処は難しいでしょう。
 認知機能の低下や老眼などの眼の病気、体の反射神経の衰えも年を経るごとに進んで行きます。


免許返納


 もう運転するのは大変だし、事故を起こしてからでは遅いからという事で自主的に免許証を返納する動きも出て来ています。
 運転免許証を自主返納した方をはじめ、高齢者がマイカーに依存することなく移動することができ、充実した生活を続けられるよう、地域の実情に応じて、自治体や事業者等による様々な支援が行われています。
 各県ごとに違いが有る様です。こちらにリンクを乗せておりますのでどんな支援が有るのか確認してみて下さい。高齢運転者支援サイト
 そろそろ家の親も運転があやしいなあ、と思ったら家族で話し合ってみるのも大事でしょう。


車の進化

ブレーキアシストの付いた車も最近は多くなっており、各車メーカーも様々な対応を行っている様です。
 将来的には昨年打ち上げられたGPS衛星「さきがけ」などを使った自動運転に期待したい物です。数センチ単位で位置が確定出来るという事で、冬場の除雪車の自動運転などにも使われるそうです。
 田舎では車が無いと生活出来ない、というお年寄りが大勢出て来ています。買い物難民などという言葉も良く聞きます。物流が発達したとはいえ、医者に通ったり畑に行ったりと車が有れば便利なのは当然の事です。
 しかしながら事故を起こしてからでは遅いのだという認識をもって、社会全体で支えて行く努力が必要だと思います。


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2024年日本の定額減税:高齢者とその家族が知っておくべきこと

  2024年日本の定額減税:高齢者とその家族が知っておくべきこと 2024年、日本政府は物価上昇対策の一環として定額減税を実施します。しかし、認知症や高齢者施設に入居している高齢者がこの制度を知らなかったり、自分で申請できない場合はどうすれば良いのでしょうか?本記事では、こうし...