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2019年7月21日日曜日

介護施設の種類を知ろう|裏話も交えて

介護施設のいろいろ


 将来の自分の為、あるいは親の為に介護施設の種類にはどんなものが有るのか知っていると、いざという時に便利です。
 「サービスの内容」「施設の特徴」「掛かる費用」「立地条件」「周辺環境」など選ぶ際には様々な予備知識が必要となります。また国の介護サービスを受けて費用を減額出来るかも、探す際の大きなポイントでしょう。



どんなものが有るか

要介護状態の方が対象となる施設

 公共施設


特別養護老人ホーム

 要介護3〜5の方が対象

介護老人保健施設

 要介護1〜要介護5の方が対象

介護療養型保健施設

 要介護1〜要介護5の方が対象

 民間施設


介護付き有料老人ホーム
 
 自立〜要介護5まで対応

住宅型有料老人ホーム

 自立〜要介護5まで対応

グループホーム

 要支援2〜要介護5まで対応

主に自立状態の方が対象となる施設

 公共施設


軽費老人ホーム

 自立〜要介護3程度までが対象

ケアハウス

 自立〜要介護3程度までが対象

 民間施設


サービス付き高齢者住宅

 自立〜要介護3程度までが対象

健康型有料老人ホーム

 自立の方のみ

高齢者専用賃貸住宅

 自立〜要介護3程度までが対象

高齢者向け有料賃貸住宅

 自立〜要介護3程度までが対象

シニア向け分譲マンション

 自立〜要介護5程度までが対象

 ざっと並べてみただけでも、これだけの種類が有りますので、介護状態や金銭的負担も考えてじっくり考えねばなりません。
 それぞれ特徴や認知症の方を受け入れられない、または認知症の方に特化した施設等も有りますので、まずはパンフレット等を送って貰い検討するのが一番かと思います。


入所するまでにかかる時間は?


 さて良い施設を選んだし、親も納得してくれたので、いざ入所してみようと言う段になっても、人気のある施設では入居待ちの期間がかなり長くなってしまう事も有ります。
 一般的には最低でも1ヶ月の余裕が必要となるでしょう。第二、第三の候補も視野にいれ、あらかじめ見学などしながら余裕を持った申込が必要でしょう。

 なかなか良い施設に入れないという場合は訪問介護、訪問看護、デイサービスなどのサービスも受ける事が出来ます。介護される側は住み慣れた自宅ですので気分的にも楽ですが、家族や介護する側の負担は要介護状態によってはかなりなものになる場合も有ります。


ここからは裏話

 先日うちのお客さんで老人ホームを3カ所程経営している方にお話を伺った所、デイサービスの施設は乱立し過ぎていて、対応出来る職員を確保出来ずに倒産するケースが増えて行くだろう、とのことでした。
 また、職員のスキルや対応がひどい所も有るそうなので、入所する前には体験入所などを行ったほうが良いともお聞きしました。
 余りに新しく、職員も若い人ばかりと言う所は、経営基盤がしっかりしているのかもチェックしないといけない様ですね。
 また何か機会が有れば業界の裏話など、伺ってみようと思います。




 




2019年7月9日火曜日

親の介護を考える|介護サービスを使う方法

親の介護を考える


 体もだいぶ弱って来たし、高齢なのでそろそろ家の親も国の介護サービスを受けようと考えた事は有りませんか?
 でもいざとなると面倒だし、まだ家族で充分だからと後回しにしてしまいがちです。しかし介護サービスを受けるには申し込めばすぐに受けられるという物ではなく、一定の手順と手続きが必要になります。急な病気や怪我で倒れたり、万一の場合に備えて早めに介護の手続きをしておきましょう。



まずは地域包括支援センターに相談


 各市町村に有る地域包括支援センターにまずは相談してみましょう。介護が必要かどうか、手続きはどう進めれば良いのか相談に乗ってくれます。うちの親の事で相談に行った際は、市町村の役所内の健康福祉課の中に包括支援センターも有りました。



介護認定を受けよう


 介護が必要だと判断されただけでは、サービスは受けられません、国の基準を満たした介護認定を取得する必要が有ります。
 介護認定の申請から認定結果の通知が来るまで約1ヶ月掛かります。

要介護認定はどのように行われるか 厚生省

ケアマネージャを選任し介護プランを作成してもらう


 介護認定がすみ、介護状態が分かったらケアマネージャーを選んで契約し、ケアプランを作成してもらいましょう。ケアプランは自分で作る事も可能だそうですが、相当の手間と時間が必要な様です。
 ケアマネージャーは地域包括支援センターで紹介してくれる事も有りますし、介護施設に居る事も多いので、どんな介護サービスを受けたいか、どこの施設(業者)に依頼するか、有る程度目星がついたら、見学してその後ケアマネージャーを選任するのが良いと思います。



介護施設と契約し介護開始


 いよいよ介護サービスの開始と成る訳ですが、その前に介護施設等と金銭的な契約も必ず必要と成ります。ここはケアマネージャーと相談の上、介護度合いにあったサービスを契約する事に成りますので、そんなに心配はないでしょう。施設に入所などの場合は施設の空き状況も有りますし、事前の予約も必要と成ります。



計画は余裕を持って


 このように介護サービスを利用するにはそれ相応の時間の余裕が必要と成りますので、余裕を持った計画が必要です。どんなサービスを考えているかによっても掛かる時間は変わりますが、最低でも2ヶ月は掛かると思っておいた方が良いでしょう。
 本人ばかりでなく、介護する家族の事も考えて早めの計画が望ましいでしょう。





2019年6月11日火曜日

親の介護を考える

親の介護はどうするか

 終活を考え始めた年齢の方にとって、親の介護も大きな問題になってくるでしょう。
我が家では父が2年前に他界し、母は認知症で現在はグループホームに入所しています。昨日年金額の通知書が届いたので、参考迄に見てみましょう。

 今年の支給額は年額1,080,797円でした、加えて遺族年金が年額40,315円です。母は要介護3の認定を受けており町から高額介護サービスの補助金が月額5,123円貰えます。
 総額で年金は総額1,121,112円、補助金が年61,476円、合わせて1,182,588円が年間の収入となります。月に直すと107,382円。毎月グループホームに支払っている金額はだいたい120,000円前後ですので、それだけでもう赤字です。

 その他、父と暮らしていた持ち家や土地が有りますので、諸々の税金、またグループホームは病気になった際は退所しなければいけない決まりなので、家も維持していなければなりません。水道、電気、などは使わなくとも基本料金が掛かります。
 また月に何度か病院にも通っているので、結構な医療費も必要となります。80才を超えた時点で保険は切れているので、大きな病気をした際には全て自己負担という事になります。

 家は私と他に2人の兄弟も居り、親としては安心でしょうが、子供も孫も居らず親戚も縁遠いといった人は、これからの人生をどう生きるか、親の介護をどうするか真剣に考えなければなりません。


acworksさんによる写真ACからの写真

子育ての後は親の介護

 我が家でもやっと子育てが終わったと思ったら今度は親の介護です。のんびりセカンドライフを楽しむ余裕などいつ出来るのでしょうか。



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