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2019年7月7日日曜日

家族葬は安くない?

家族葬と一般葬の価格



 金銭的な問題で家族葬を選んでも、かえって一般葬よりもお金がかかってしまう場合があるそうです。
 寺院に払うお布施など30万、葬儀社の会館で行うとその他に祭壇、霊柩車、棺など40万から100万円位となります。合計70〜130万円
 一方、一般葬の場合は葬儀社に支払う他に参列者150人として香典返し、移動などのマイクロバスなど、100万円位余計に必要になります。
 香典の平均を8000円とすると、150人x8000円で120万円の収入ですので、合計は50〜110万円になり、家族葬よりもお金がかからない場合もあります。地域によっても誤差は大きいでしょうが、参列者が多い程葬儀の費用負担は少なくなると言えるでしょう。
 また、葬儀費用は相続税から控除出来ますので、節税対策として豪華な葬儀を挙げる場合も有ります。寺院の中にはお布施にも領収書を発行してくれる所も増えています。

もともと家族葬は




 もともと家族葬は、密葬と言い何らかの都合で一般的な葬儀を行えない場合にやむなく行うものでした。事故や事件に巻き込まれたとか、自殺で遺体が見つかっていないなど理由は様々でしょう。


現在の家族葬は安さが売り?


 ネットなどでも良く見かける様になった、「家族葬」一律○○円からなどという安さを売り物にした宣伝広告が、本来の葬儀のあり方を変えている様な気がします。
 確かに全く見た事も会った事も無い人が代理で葬儀に来るのも良く見受けられますので、本当に親しい者だけで執り行う葬儀にも意義は有るでしょう。しかし、価格の面だけで言えば決して家族葬は安くないという事を肝に銘じておかねばなりません。



2019年6月24日月曜日

墓じまいにかかるお金は?何からはじめるか。安く済ませるには。

墓じまいを決めたら

 墓じまいのメリット、デメリットはこちらの記事で書いてみましたが、今回は手順を追って墓じまいに掛かる経費、費用も考えてみたいと思います。


墓じまいの流れを順を追って並べてみたいと思います。

  1. 家族、親族と相談し墓じまいをする事を決定。
  2. 現在有る墓地管理者や、寺院の住職に相談。
  3. 石材店などに解体の見積りを依頼。
  4. お骨の新規受け入れ先に相談。(同じ場所の永代供養塔、新規の墓地等)
  5. 法的手続き(改葬許可証をもらう)
  6. 閉眼供養をしてもらう。(寺院の場合)
  7. 解体工事(石材店などが行う)
  8. 集骨及びお骨の移転
  9. 永代供養に納める場合は納骨の供養をしてもらう。
墓じまいのおおまかな流れを並べてみましたが、期間的には1ヶ月で全部終了出来る場合も有りますし、半年や1年かかる場合も有るでしょう。
 特に遠方に住んでいて、実家のお墓を墓じまいしてお骨は近くの新しいお墓に納めたいという場合は、特に時間がかかる様です。


墓じまいのお金はどれくらい掛かるか

墓じまいにはどんな経費がどれ位必要なのかを述べてみます。一般的な子孫がいなくてお墓を取り壊し更地にして寺に返し、永代供養にする場合の経費を考えてみます。

1.御布施 墓地を取り壊す前、納骨する時の御布施 3〜10万円
2.墓石の解体工事にかかるお金 20〜100万円
3.法的手続きの事務費用 1万円以内
4.永代供養料 30万〜100万円

 墓地の大きさや永代供養してもらう人数などによってもかなりの金額の開きが出ますので、しっかりと相談の上で準備しなければなりません。
 また、他の寺に移す場合は元の寺に「離壇料」を請求される場合も有ります。もちろん新しい寺院には「入壇料」が必要となります。

 一般的な墓地の場合でしたら大体全て合わせて100万円程掛かると思っておけば良いと思います。
 お金がなくてそんなに準備出来ないなあという場合は、寺院に相談し「合祀」にしてもらう等の方法も有ります。御布施や供養料もこれ迄お世話になっているご住職に相談すれば親身になって考えて頂けますので、予算の範囲内で安く済ませる事も可能だと思います。



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