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2023年8月9日水曜日

猛暑の中での墓参りや墓掃除の時に気をつけるべき10のポイント

猛暑の中での墓参りや墓掃除に気をつけるべき10のポイント



 台風も来ていますが、猛暑も未だ真っ盛りのこの季節、お盆も近いし早めに墓掃除を済まそうと思っていても、重い腰はなかなかあげられず、ついついお盆間近に掃除をしに行く、なんてことはよく有ります。
 先日、墓掃除の際、猛暑の中熱中症で亡くなるという痛ましい事故がありました。この猛暑の中、お墓掃除や墓参りに行く際の気をつけるべきポイントをまとめてみました。
 命に関わる事も有りますので十分対策をとって、体調が悪い時は延期してもご先祖様は怒ったりしませんので、ご安心ください。

水分補給:熱中症を防ぐためにこまめに水を飲みましょう。水分は失われる前に摂取することが重要です。
冷たい水やスポーツドリンクを持参し、常に飲み物を手元に置いておきましょう。

適切な服装:薄手で通気性の良い服装を選びましょう。長袖・長ズボンは紫外線からの保護に役立ちます。
明るい色の服を選ぶと、太陽の熱を吸収しにくくなります。

時間帯の選択:日中の直射日光が強い時間帯を避け、朝早くまたは夕方に墓地を訪れるようにしましょう。

休憩:15分から30分ごとに休憩を取り、日陰で涼むことが大切です。休息中に水分を摂るのを忘れないようにしましょう。

日焼け対策:日焼け止めクリームを顔や手など露出している部位に塗り、紫外線から肌を保護しましょう。

体調管理:熱中症の症状(めまい、頭痛、吐き気など)が現れた場合は、すぐに休息をとり、適切な処置を施しましょう。
心臓病や高血圧などの持病がある場合は、医師の指示に従って行動しましょう。

助けを求める:一人での作業は避け、家族や友人と一緒に行動することで、助け合いながら安全に作業できます。

日陰の利用:作業中にできるだけ日陰を活用し、直射日光を避けて体温上昇を防ぎましょう。

必要な道具の準備:日よけや折りたたみ椅子を持参して、作業中に休憩できる場所を確保しましょう。クーラーボックスに氷や冷たい飲み物を入れておくと助かります。

早めの終了:作業を計画的に進め、できるだけ早めに終了することで、猛暑の影響を受けずに済ませることができます。

2021年9月10日金曜日

家紋を調べれば先祖が分かる

 家紋の成り立ち

 お墓や仏壇、寺のお厨子や紋付羽織などに家紋が書いてあるのを見たことがあるかと思います。最近では冠婚葬祭以外ではなかなか使われなくなってきた家紋ですが、先祖代々受け継がれた、家を象徴するものと言えるでしょう。

 家紋の元々の成り立ちは、奈良時代頃公家などが牛車に自分の文様として書いたことが起源とされており、室町時代には武家などにも広がり、広く一般庶民が使うようになったのは江戸後期とも、明治からとも言われています。特に戦国時代には旗印に家紋を書き、戦争の時に敵味方を見分けていたため、多くの家紋が派生したようです。



家紋が表すもの

 家紋は日本独自の文化で、大陸から伝わってきて広まったものではありません。文様の中には中国から伝わった絵柄が使われていることもありますが、概ねアレンジされ日本独自の文様となったようです。

 植物、動物、昆虫、生活用品など様々な文様が存在しますが、一つ一つになにがしかの意味合いがあり、詳しく調べて見るのも面白いと思います。現在日本では約2万ほどの家紋があるそうですが、それぞれに祖先の思いや何かの謂れがあって、自分の家の家紋ってこういう意味だったんだと分かると感慨も一入でしょう。



現在では

 文字が読めなかった人が多かった時代は、家紋によってどこの家の者か、どこの親戚かを判別するのにも役立っていたいました。

 現代においては、お墓や仏壇に家紋を書く際、自分の祖先が使っていた家紋がわからないので、新たにデザインするということも儘あります。必ずこうしなければならないという決まりはありませんので、自分の思いを込めた家紋を作るのも一興かと思います。


2021年4月21日水曜日

自分で行う簡単なお墓のリフォーム

 お墓のリフォームとは

 先祖代々受け継がれてきたお墓があるが、長年にわたる風化や地震、雨風や日光の影響も有り、だいぶ見た目が悪くなってしまった。あるいは、お墓の土台がずれてしまったり苔やカビが生えてしまった。納骨堂が狭く新しいお骨を収められなくなりそうだ。などなどお墓のリフォームの理由は多岐に渡ります。

 石材店に頼むのが最も手っ取り早い方法ですが、先ずは自分でできるだけのことはしてみようとお考えの方、そんなお墓のリフォームを自分でやる場合に考えなければならない注意点を挙げてみようと思います。



清掃

 清掃といっても様々ですが、主に中性洗剤を使って綺麗に汚れを落とせばある程度の美観は回復できるでしょう。注意点としては、たわしなどの金属製の部分が有るものでこすってしまうと傷がついてしまうことが有るので、スポンジやナイロンたわしがおすすめです。

石のヒビや目地をふさぐ

 古い墓石や周りを囲む石やコンクリートなどが剥がれてしまった場合は、モルタルや接着剤などで補修できるでしょう。最近ではホームセンターなどにも石材用と書かれてある接着剤なども売っていますので、探してみると良いでしょう。

苔やカビ、赤くなったサビを落とす

 苔やカビは塩基性の洗剤で、サビは酸性の洗剤で落とすことが出来ますが、両方同時に使うと猛毒が発生するので自分で行うのはやめたほうが良いでしょう。また石の種類によっては、傷んでしまうこともありますので、中性洗剤で落ちなければ専門家にお願いしたほうが無難です。

こまめな清掃が一番

 毎年お盆前や彼岸前にお墓の掃除をすると言う方は多いと思います。しかし一年中外で風雨にさらされ、黄砂を浴びているお墓ですので汚れもかなり溜まってきます。

 年に1、2回の清掃だけではちょっと物足りないでしょう。月命日や、季節ごとにお墓を綺麗にし手を合わせることで、先祖に感謝し今の自分を見つめ直してみてはいかがでしょう。


 


2020年11月16日月曜日

お墓の冬支度、雪害に備えよう

お墓の冬支度もお忘れなく

 間もなく雪のシーズン


 11月も半ばを過ぎ、東北、北海道地方では本格的な雪のシーズンが訪れようとしています。今期の冬はラニーニャの影響もあり、雪が多いと予想されています。

 車のタイヤ交換、庭木のそがき、など冬の前の準備は色々と有るでしょう。そんな中、見落としがちなのがお墓の冬支度では無いでしょうか。

雪の害に備えよう

 お墓の冬支度って何をすれば良いの?と、疑問に思った方も多いでしょうが、雪の多い地方では欠かせない事となっています。特に豪雪地帯では、完全に雪囲いをしている場合も有るようです。

 雪のお墓への被害で一番多いのは、灯籠の傘が落ちたり、倒れたりする事でしょう。特に昭和の初期頃に安価だった為多く流通した、傘の丸い足の細い灯籠が倒れやすい様です。対策としては庭木と同じ様に竹などで囲ってビニールやシートなどで覆うのが一番ですが、すっぽり黒いビニール袋を被せて下を結んで置くだけでも効果は期待できます。

 次に多いのが塔婆立てが倒れてしまう事でしょう。特に年忌法要の後など、沢山の塔婆を立てたまま雪が積もってしまうと、雪解けと共に重みで塔婆立てごと倒れてしまったという事例も多い様です。



 何れも雪が積もっただけで倒れる訳では無く、雪解けの時に日の当たる南側から雪が溶け出して行くので、何日もかけて解けたり凍ったりした雪が、氷の様に重くなり石にくっ付いてじわじわと圧力を掛ける為起きる現象です。

 またお供えに使った湯のみ茶碗が、凍った石の上から滑り落ちて割れているのもよく見かけます。特に新しくお墓を作った方は、注意していただきたいものです。

 本格的な雪のシーズンになれば、墓地の中を歩くのも大変になります。今のうちにお墓の雪害対策を心掛けましょう。


2020年8月6日木曜日

コロナ時代のお墓参り。お盆の墓参りに向けて。

コロナ終息はまだまだ先が見えない  

2020年8月6日現在コロナウイルスは沈静化するどころか、ますます拡大を広げています。今後いつ終息するか分からないコロナ時代を生きる為に、様々な提案研究がなされえていますが、抜本的な対策はまだ手探り状態の様です。

お盆の帰省は?規制?




 なるべくなら帰省しないで欲しい、という何とも曖昧な政府ですが、やはり首都圏や猛威を奮いつつある県などからの他県への帰省は、自己判断で慎重に行って欲しい物です。

お墓参りで気を付けたい事


 コロナ過のなか、お墓参りで気を付けたい点はなんと言っても「熱中症」でしょう。特に最近は外になるべく出歩かない様にしている年配の方が増えているため、梅雨明け後の炎天下に突然さらされると、熱中症の危険性が高くなるでしょう。
 また、マスクの着用も拍車をかける事間違い無しです。各寺院ではコロナ対策も様々工夫を凝らして行っている様ですが、大人数が集まるお盆のお参りの際にはひとりひとりに目が行き届かなくなることも多いでしょう。無理せず余裕を持った墓参が望まれます。
当社でも行っていますが、高齢者や遠方の方向けの「墓参代行」サービスを利用するのもよいでしょう。



令和3年8月4日追記

 上記の記事を書いてから一年が経ちますが、まさか一年後もコロナ禍に有るとは思いもしませんでした。
 お寺に伺う際もコロナ対策を万全に、熱中症予防も忘れずに。

2020年6月1日月曜日

お墓を建てた時の熨斗袋は赤?黒?

お墓を建てた時の熨斗袋は赤?黒?


 お墓を新たに建立する場合の熨斗袋は赤が良いのか黒が良いのかと、お客さんによく聞かれる事が有ります。
 今まで有ったお墓を建て替えて新しくする場合は、家の新築と同じで、お祝いですので赤の「祝儀袋」が良いでしょう。ただし、合わせて納骨と法事も行うような場合は、黒の「不祝儀袋」となります。

表書きは?


 開眼供養の様な場合、生前に新しくお墓を建てた際は「寿稜」といい、大変おめでたい事とされていますので、寺院への熨斗の表書きも「御布施」よりも「御礼」等とする方が良いでしょう。こちらも、納骨や法要も一緒に行う場合は「御布施」で構わないと思います。

親族の建墓式に呼ばれた場合は?


 親戚からお墓を建てたので建墓式(開眼供養)を行うので来て下さい、とお使いが有った場合も、建墓式だけなのか、納骨や法要を行うのかによって、「赤」と「黒」を使い分ける事が必要です。
 表書きも赤の場合は「御祝」「建墓祝」、黒の場合は「御仏前」「御霊前(四十九日まで)」とするのが良いでしょう。



2019年11月14日木曜日

墓じまいの手続き

墓じまいを決めたら




 ここ数年、「墓じまい」いわゆるお墓を処分し更地にして、寺院あるいは管理団体へ返還し、遺骨を永代供養塔などの別の場所に移すという事が、全国的に増えている様です。
 統計によれば、東京、北海道、神奈川、千葉等の大都市圏程数は多く、少ない順で言えば1位福井、2位山形、3位徳島となっています。しかし人口が少ないとはいえ、墓じまいその物ではなく、田舎では管理しやすいよう墓地を新たに作って、いわゆる自分の家族の為の永代供養墓にして墓地は返還しない場合も有るので一概に「墓じまい」が少ないとは言えないでしょう。遺骨を移転しない場合は行政上の手続きは必要ないので、統計に上がってこないということです。
 墓じまいを決意したらどんな手続きが必要かを行政上、寺院あるいは霊園などを例に見てみましょう。

行政上の手続き



 行政上の手続きとしては、墓地埋葬法という法律に基づいて、遺骨を移転する場合は移転元、移転先それぞれに手続きが必要です。
 先にも書きましたが、同じ墓地なら永代供養の墓に立て直しても許可証は必要有りません。

改葬許可証


 遺骨を移転する場合は「改葬許可証」を市町村から発行してもらう事が必要です。各市町村ごとに、改葬許可申請書が用意されていますので、受け入れ先の市町村からまずは申請書をもらい、それに従って書類を作成し許可証を受け取る事となります。市町村によってはホームページ等から申請書をダウンロード出来る所も有りますし、遠方の場合は郵送してもらっても良いでしょう。
 申請書には移転元、受け入れ先、それぞれの承認と移転したい遺骨の本籍や住所、死亡年月日、埋葬又は火葬の年月日等を記入する事になります。
 申請書の内容が間違っていなければ、改葬許可証はほぼ即日発行となります。最後に移転先に「改葬許可証」を提出すれば、行政の手続きは終了です。

宗教上、管理上の手続き



 一般的な仏教寺院を例に、宗教上、管理上の手続きを書いてみたいと思います。以前にも書きましたが、あくまで墓地は永代使用料を支払って寺院に借りている物ですので、返す場合もそれなりの準備が必要となります。
 移転元、移転先、それぞれに準備が必要となりますので、期間も最低でも2〜3ヶ月は見ておいた方が良いでしょう。
 まずは移転元の寺院にこういった理由で墓じまいをしたいと相談し、了解を得た上で移転先の手続きをするのが良いかと思います。同じ寺院内の永代供養塔等に移す場合はそれほど問題は有りませんが、遠方の墓地等に移す場合は何度も行き来等しなければならず、それだけ費用もかさんでしまいます。
 双方の了解が取れたら、石材店等に見積りを出してもらい、墓地、墓石の魂抜き「閉眼供養」をしてもらい、その後工事が終わったら移転先で芯入れ「開眼供養」あるいは永代供養の法要等を行って貰い遺骨を納める事となります。
 先祖の遺骨が粗末にならない様しっかりと準備し、後に禍根を残さないようにしたい物です。

2019年8月22日木曜日

永代使用料と消費税|増税は関係あるのか?

消費税増税とお墓の永代使用料


 結論から言ってしまえば、お墓の永代使用料には税金がかかりませんので、消費税増税も関係ありません。
 しかし、墓じまいをして新たに永代供養墓などを建てる際には、古い墓の撤去工事費、墓石代、管理費は増税の対象となります。9月末までに工事を完了し、支払いを済ませたものだけが、現在の税率となりますので、8月末の現在では今から検討してみても難しいかと思われます。

永代使用料とは




 お墓を建てる土地を、墓地管理者や寺院から永続的に借りる料金を、永代使用料と言います。
 お墓を建てる土地を買ったんだと勘違いされている方も多い様ですが、土地の使用権を借りただけで、実際に土地を購入したのとは違うという事を理解しておく必要が有るでしょう。
 また営利企業として土地を墓地として販売している場合は、課税対象となりますので、霊園等の場合は、課税対象なのか非課税なのか一応調べてみる必要が有るでしょう。

消費税増税も間近




 軽減税率などもあり、外食産業などでは、8%なのか10%区別が付きにくい物も有る様で、われわれ消費者としても、いまいち仕組みを理解出来ずにいる場面が多く出てきそうです。
 何れにせよ、国民の税金ですので、政府には公明正大に有効活用していただきたい物ですね。




 

 

2019年8月13日火曜日

石のプロが教えるお墓参りで気をつけたい事|最重要項目3点

お盆は高温に注意



 本日は8月13日お盆のお墓参りに行かれる方も多いと思います。掃除の基本は前にご紹介しましたので、今回はお墓参りの時に気をつけたい事を書いてみたいと思います。
 また、季節的にも猛暑や高温、また台風などの大雨や夕立も多くなりますので、体調が悪い方や高齢の方は無理せず、朝晩の涼しい時間帯や、天気を見計らってお参りに向かわれる様お願いします。

ロウソクの長さに注意



 お墓参りの時、仏壇の側に置いてあるロウソクをそのまま持って行かれる方は多いと思います。しかし余り長いロウソクは線香立てに損害を与える場合が有りますので、注意が必要です。
 ロウソクを立て火をつけた時、香炉の上部に炎が当たってしまうと、高温で石にヒビが入ってしまう事が多々有ります。香炉の形状に合わせた適当な長さの物を持参するか、下の方を切って使うと良いでしょう。

スチール缶は避けよう



 お供えに故人の好きだった缶ジュースなどを持って行かれる方も居りますが、アルミ缶の物は大丈夫ですが、スチール缶は避けるべきでしょう。
 濡れて錆びてしまうと、石に錆が付き赤茶色に変色したあとが落ちなくなってしまいます。一見つるつるの様に見える石でも、顕微鏡で見ると鉱物ですので細かな穴が空いているのが分かります。そこに錆が浸透してしまうと、なかなか落とせなくなってしまいます。

お供え物は持ち帰る



 お菓子や、果物などのお供え物は持ち帰るか、次の日にでも取りに行来ましょう。せっかくお供えした物をすぐに持ち帰るのは、仏様に対してなんだか失礼なんじゃないか、と考えがちですが、害獣や害鳥の被害を避ける為にはすぐに持ち帰るのが良いでしょう。
 頭の良いカラスなどは、お参りをしているのを遠くから見ていて、人が居なくなるとすぐに飛んで来てお供え物を荒らして持ち帰りますので、カラスの多い木が沢山有る墓地などでは時に気をつけて下さい。

 以上お墓参りで気を付けたい最重要項目3点を上げてみました。細かい事はまだまだいろいろ有りますが、とりあえずはこの3点だけは守ってみてください。


2019年8月5日月曜日

お墓を建てた後に後悔した事のアンケート調査より

お墓を建てた後に後悔した事のアンケート調査



 お墓を建てた後に後悔した事のアンケート調査は全国でお墓を所有する40代以上の男女1497名を対象に、全国石材製品協同組合がインターネットで行った物です。
 2016年と2017年の2回行われており、一般墓地、永代供養墓、室内墓、樹木葬に関しての満足度が伺えます。ほぼ両年とも結果は似たような物ですので、2017年分を紹介してみたいと思います。

後悔した事が無い


 一般墓地  73.7%

 永代供養墓 44.4%

 室内墓   24.0%

 樹木葬   22.7%

維持費が高かった


 一般墓地  11.8%

 永代供養墓 11.7%

 室内墓   14.0%

 樹木葬     4.5%

思ったよりお墓参りに行かなかった


 一般墓地    6.3%

 永代供養墓 11.0%

 室内墓   16.2%

 樹木葬   11.4%

違う霊園、お寺にすれば良かった


 一般墓地    5.7%

 永代供養墓 16.0%

 室内墓   31.0%

 樹木葬   20.5%

別の区画(場所)にすれば良かった


 一般墓地    1.3%

 永代供養墓   8.0%

 室内墓   11.0%

 樹木葬   20.5%



 お墓の有り様が多様化している時代ですが、やはり一般墓地の満足度は高く、その他の墓では後悔した事が無いとする人はどれも半数以下の結果となっています。
 何らかの事情が有って一般墓地以外を選択しなければならない場合を除いて、後悔しない為には慎重にお墓選びをして頂きたいと思います。



2019年7月30日火曜日

お墓掃除の基本とは?|これだけはやっては駄目な事

もうすぐお盆、お墓参りの前の掃除の季節


 梅雨が空け暑さも増してくるこの時期、お盆のお墓参りの前にお墓の清掃をしようという方は多いと思います。
 新暦でのお盆は7月ですのでもう終わった地方の方もいますが、ほとんどは8月13日が盆の入りとしてお参りが行われる事が多いでしょう。



お墓掃除の基本


 お墓を掃除する前の基本的なやり方を考えてみたいと思います。
 墓地に到着したら、寺院の場合はまずは本尊様に手を合わせ墓地に向かうのが良いでしょう。自分の家の墓地に付いてもすぐに掃除を始めるのでは無く、まずは手を合わせ先祖にご報告してからが基本です。

 掃除に取りかかる前に、特に注意しなければならない点は、灯籠などが有る場合ロウソクを付ける火袋という格子状の物の中に、ハチなどが巣を作っていないか確認してみて下さい。自分の家のお墓ばかりではなく、隣近所のお墓も注意しないと、うっかり近づいてさされてしまうという危険性もあります。もしいた場合は寺院や霊園管理者に相談してから除去して下さい。
 安全を確認したら、草を取ったりゴミを取ったりしてから、墓石を水洗いする事になります。汚れがひどい場合は中性洗剤をズポンジやタオルに付けて洗うとほとんどの汚れは落とせるでしょう。



これだけはやっては駄目な事


 古いお墓で汚れが酷く、たわしなどでゴシゴシ清掃する場合も有るかと思いますが、金具のついた部分で擦ってしまうと墓石に傷が付いてしまうのでなるべくなら使わない方が良いでしょう。金属製のたわしなどは絶対に使ってはいけません。
 また、風呂用洗剤などを使う際は、成分を良く見て酸性度の強い物、アルカリ成分の多い物は石を傷める原因となりますので使わない方が良いでしょう。
 墓地にきちんとしたゴミ集積所が無い場合は、必ずゴミは持ち帰りましょう。山の中に有る墓地だからといって、ゴミを適当に捨てる事は絶対にやめましょう。ゴミが一角にまとめておいてあったとしても、誰かかが放置して右ならえした誰かがそこにゴミをおいて行ってしまうと、どんどんゴミ捨て場のようになってしまい、収集が付かなくなってしまいます。最低限のマナーとしてゴミは持ち帰るものと考えておきましょう。



暑い季節は熱中症にも注意を


 お墓掃除の季節は暑い中での作業が多くなりますので、熱中症にも気をつけましょう。涼しい朝方や夕方に出来れば作業したいものです。


 

2019年7月22日月曜日

お墓はなぜ石で作るのか?記録媒体としての石

お墓の成り立ち



 古代から、人が亡くなると土に埋めるのという事が世界的に行われてきました。現代と違って死因は分からない事の方が多く、亡くなった人から病気が移ったりした事も有ったでしょうし、放っておくと腐敗してくるので、土に埋める事が一般化されたのだと言われています。
 土に埋めた遺体を動物などに掘り返されたりしない様、おもりや目印として石を乗せたことが、墓石が誕生した由来とも言われています。

 誰の墓なのかわかるよう、目印として記号や名前を石に刻むことも行われるようになりました。石に彫った文字は古代エジプトの物まで残っているほど丈夫で長持ちなので、目印や墓標とされる事が通例となったのでしょう。

現代の墓石





 日本では昭和初期まで土葬、いわゆる遺体をそのまま土に埋める事が行われてきましたが、現代では土地の事情もあって火葬した物を先祖代々之墓として、一家で一基の墓を作る事が一般化しています。

 現在主に墓石として使われている石は、花崗岩などの鉱物を主成分とする非常に堅い物が使われており、完全に風化するまでは1万年掛かると言われています。
 江戸時代や明治時代などに作られたお墓は、当時の加工技術も有って、主に安山岩等の比較的柔らかいもので作られていますが、それでもまだ充分に墓石に彫った文字がはっきり読めるものも多く有ります。



未来永劫とまでは行かないが


 現代の石も堅いとはいえいずれは風化します。しかし未来永劫とは行きませんが、有る程度先の子孫まで自分の名前や戒名等を使える事には充分でしょう。
 デジタル社会とはいえ、遠い昔から行われて来た石に彫って何かを残すというのは、今でも最良の記憶媒体かもしれません。


2019年7月18日木曜日

戒名の意味|お金だけで高い位の戒名を貰えない場合も。

戒名(カイミョウ)とは?


 仏教徒でしたらお墓や墓誌、位牌などに戒名が書いてあるのを見た事が有るという人は多いでしょう。戒名とは仏教において受戒した者に与えられる名前で、仏門に入ったあかしであり、戒律を守るしるしとして与えられるものです。
 宗派によっても違いが有り、浄土真宗では法名(ホウミョウ)、日蓮宗系では法号(ホウゴウ)が正式名称の様です。



受戒とは?


 受戒とは、仏門に入る者に師僧が戒律を授けることで、多くは菩提寺の住職が自分の檀家の人に亡くなった後、自分の弟子になったという証として授けるものです。
 本来は出家した人に付ける名前ですが、日本においては、死生観の変化により死後に成仏するという思想のもと、故人に戒名を授ける風習が生れました。


戒名のランクは?


 死後に戒名をいただく場合の多くは、寺に支払った金額によって戒名のランクが変化します。とは言うものの、故人の社会的地位始め社会貢献度、またお寺への貢献度などによるため、高額を払ったからといって、高い位の戒名をもらえるわけでは有りません。
 


 毎日寺の前を掃除してくれた人に、無料で高い位の戒名を与えたなどという事は良く有りますし、先祖が寺に貢献していた為、永代に渡って高い位を付けて貰えるという事も有ります。

 以前の記事に書いた神道の諡(おくりな)とは違い、高額となる場合も有りますので、死後に遺族の方が戒名をお願いする時には有る程度のランクをあらかじめ考えておいた方が良いでしょう。

 戒名のランクの詳細や一般的な金額等については長くなりますので、またの機会に書いてみたいと思います。






2019年7月14日日曜日

日本の埋葬方法|海外との違い

埋葬とは


 埋葬とは亡くなった方を納める納骨方法の事を言います。日本では現在墓地埋葬法という法律で火葬したお骨を墳墓、墓地に納めなければならないと決められています。
 詳しくはリンク先を参照して下さい。

 昭和23年に作られた法律ですので、現代の少子高齢化の実情に合わない部分も多々あると思います。手元に遺骨を置いておく「手元供養」や「散骨」に関しては決められた法律が有る訳では有りません。
 手元供養は個人の判断で大丈夫でしょうが、樹木葬や海洋散骨などの散骨の場合は市町村の条例を調べてから行う事となります。


海外では


 海外の埋葬方法は多くは土葬で遺体を焼かずにそのまま埋めるのが主流です。キリスト教等では復活信仰という、死者がキリストによって蘇る教えが有りますので、蘇ったときの為に体を残しておく土葬が主流の様です。

 しかし現代では特に都市部では、火葬した物を納める所も増えて来ている様です。衛生上の問題や土地の問題も有りますので、実情に合わせた埋葬方法に変わって来ていると言えるでしょう。


海外では変わった葬送も


 日本でも樹木葬や散骨など変わった葬送が行われる様になりましたが、話題にはなっていますがほんの一部の様です。
 海外ではマサイ族の「獣葬」という遺体を放置し獣に食べさせる葬送方法、チベットやモンゴルの「鳥葬」など自然に帰す為に動物に食べさせる方法が変わっていると言えるでしょう。また、東南アジア、オーストラリア、などで行われている「風葬」という遺体をそのまま放置しておくやり方等も有ります。

 こちらは日本ですが、今年の2月に劇場公開となった沖縄の一部の地域で今でも行われている「洗骨」という葬送を題材にした映画が、内容も良く話題になった様です。遺体を棺に納め4年経ったら取り出して洗うという、風葬を題材にした物です。

 いずれにせよ、土に帰す、自然に帰すという事が葬送、埋葬の基本的な考え方として世界共通であるのは間違い有りません。



2019年7月13日土曜日

ペットの終活|ペットに遺産を残せるか?

ペットも家族の一員



 子供のいない世帯や一人暮らしの世帯ではペットを自分の子供同様に可愛がって、家族同然に生活しているという人も多くいます。
 自分が高齢に成った時ペットをどうするか、というのも終活にとって大きな問題となります。病気になったり、施設に入らねばならなくなったとき、飼っているペットを誰が世話するのかも考えておかねば成りません。
 近年ではペットを保護団体に預けてしまう高齢者も増えて来ているそうです。

ペットに遺産は?



 ペットが自分がいなくなっても安心な様に、遺産を残したいと考えるのも当たり前の事でしょう。
 しかしあくまでも遺産は人間にしか残せない物ですので、ちょっと工夫が必要になります。
 遺産を相続する為の付帯事項として、遺言書に「ペットの世話をする旨の但し書き」を書き入れ、間接的に遺産を残す事は出来るでしょう。
 ただし、相続人にはこれを放棄する権利も有りますので、あらかじめ法律の専門家と、世話を頼みたい相続人に相談しておかねばならないでしょう。

高齢のペットの終活も必要



 ペットも高齢になってくるとやはり人間と同じ様に、最期に向けて準備をしなければなりません。もちろんペット自身が出来る訳ではないので、飼い主がどうしたら自分のペットが幸せな最期を送れるかを考えてやらねばならないでしょう。
 ペット保険への加入や亡くなった後のお墓をどうするかなど、前もって準備していないと、いざという時に困ってしまいます。
 近年はペットと一緒にお墓に入りたい、という方も増えて来ています。ペット用のお墓も様々な物が売れる様になってきました。
 仏教では宗派によってもペットへの考え方が違いますので、一度自分の菩提寺に相談されるのが良いと思います。ペット専用の納骨堂や供養塔、墓地を持つ寺院も増えています。







2019年7月8日月曜日

一つのお墓を二つの家系で使う「両家墓」

両家墓とは


 少子高齢化で、一人っ子同士などの結婚も増えて来ています。また、子供が全て嫁に行ってしまい、両親だけが残されたという事も多いでしょう。
 残された両親の家は、いわゆる「墓じまい」をして「永代供養」にしなければならないという考えも有るでしょうが、双方の親と話し合い今後は二つの家で一つの墓を守ってゆく、いわゆる「両家墓」という方法も考えられます。


お参りも一カ所で済むので管理も効率的


 片方の家は誰もいなくなってしまうのが分かってはいますが、今後その墓を守って行くのは、お孫さん始め子孫の方に成るので、お参りする方としても遠くの永代供養塔などに墓参に行く必要も無くなりますし、管理も一つのお墓に成りますので効率も良いでしょう。


両家の考え方を大事に


 どちらかの家のお墓は「墓じまい」して別の墓地に移る訳ですから、宗派の問題や管理者の問題、あるいは納骨の場所を2つにするなど、検討しなければ成らない事は多々有ります。お墓の前に彫る文字も「○○家之墓」とはせず、「先祖代々之墓」や「南無阿弥陀仏」或いは「ありがとう」「心」「愛」などとする物が多く有ります。
 永代供養にしてしまうよりは今後もご先祖の墓参を自分達のお墓で出来るというのは、今後お墓を守って行く子孫にとっても大きなメリットだと言えるでしょう。




2019年7月3日水曜日

終の住処をどうするか〜お墓の準備は健康なうちに

終の住処(ついのすみか) = 墓地、お墓の準備は健康なうちに



 人間は誰しも最期には死を迎えます。どんなに健康で長生きでも、たとえ将来寿命が200才に伸びたとしても死は避けられない現実でしょう。
 先祖代々の墓が有り、死んだらそこに埋葬してくれる家族もいるという方はまずは一安心でしょうか。
 先祖の墓も無く、自分が死んだら入る所が決まっていない、という方は早めの準備が肝要です。現在4人に1人が高齢者の時代が来ていますが、2050年には3人に1人が高齢者という時代も控えています。
 都会では墓地もなかなか確保出来ず、止むなくロッカー式の納骨堂に入ったという事例も多く聞かれます。

寿稜(じゅりょう)の勧め



 寿稜とは生前にお墓を作っておく事をいい大変縁起が良いとされています。中国では始皇帝、日本では聖徳太子の墓などが有名です。
 高齢化が進む中で、終活の一環として、まずは自分のお墓を考えようという人が年々増えて来ています。子供に迷惑をかけたくない、自分の好きな場所を選びたいなどの理由もあります。
 また、相続税の非課税財産になるなど、亡くなってからの家族の経済的な負担も軽減されます。
 自分が納得出来るお墓を作るにはそれなりの準備期間も必要になります、健康なうちに終の住処を考えてみましょう。


2019年6月18日火曜日

神道での墓誌、奥津城誌、何て彫るのが良いの?大人、刀自の読み方は?

墓誌、奥津城誌(奥都城誌)とは

 お墓の脇に名前が彫ってある板状の石板を見かけた事は有りませんか?仏教では「戒名」「亡くなった日」「俗名」(生きていた時の名前)「行年」(亡くなった時の年齢を数え年で)などを彫ります。
 神道ではお墓を「奥津城」(奥都城、おくつき)といい墓碑の前の字も「○○家之奥津城」と彫るのが多いでしょう。「○○家之墓」の場合も有ります。お墓の脇に石の板に名前などを彫っておく場合は、表題は「奥津城誌」となります。これも地方によっては「墓誌」之場合も有ります。


大人、刀自って読めますか?

 神道では戒名は有りませんので、諡名(おくりな)という敬称、尊称を書くのが多い様です。男性の場合は「大人」(うし)女性は「刀自」(とじ)を名前の下に付け、「鈴木太郎大人命」(すずきたろううしのみこと)の様に最後に命という尊号を付けます。


諡と年齢

諡はこまかく分かれている場合も有り、男の子の幼児なら「稚郎子」(わかいらつこ)女の子は稚郎女(わかいらつめ)、少年は郎子(いらつこ)、女の子は稚郎女郎女(いらつめ)、成年は男性は郎子彦(ひこ)、女性は姫(ひめ)、成人は男性は大人(うし)女性は刀自(とじ)、老人は男性は翁(おきな)女性は媼(おうな)などとする場合も有ります。 誰かに付けて貰った仏教の戒名とは違い、尊称ですので大まかに男性なら大人、女性は刀自とする場合が多い様です。また最近の長寿を反映して高齢で亡くなった方は「大翁」(おおおきな)などとする場合もあります。


神道のお墓

 神道のお墓は仏教の物とは違い、三種の神器の剣をお墓に見立てた物も多いと思います。古来から日本人は神道でしたので、江戸時代の神仏分離以前の古いお寺や神社にはどちらの様式のお墓も見られる事も有ります。
 あなたの家の墓地にも変わったお墓がもしかすると有るかもしれません。参拝ついでに墓地を巡ってみるのも面白いですよ。


2019年6月13日木曜日

墓じまいのメリット、デメリット

子孫が居なくなる方の為の最終手段

 子供も居らず、親戚もお墓を守ってはくれそうも無いと言う方は、先祖代々のお墓を取り壊し、更地にして寺院や管理者に返す、いわゆる「墓じまい」を考えなければならないでしょう。
 墓地は特殊な場合を除いて寺院や墓地管理会社などから「使用料」を納めて借りていることになっています。
 管理者にとっても誰も看る人が居ない墓地を更地にして返してもらえれば、「無縁墓」となってしまった墓地の処分費なども掛からず、むしろ有り難い事だと言えます。


遠方に墓地が有る為

 また遠くに実家のお墓が有り、墓参りにいくのも大変でなかなか墓地の手入れも出来ない、という方も「墓じまい」して実家の近くの墓地に納め直すという事も多くなっています。

お骨をどうするか

 さて墓じまいしたお骨をどうするか、遠方に持って行く方は受け入れ先が納骨堂などの場合は、お骨の量も考えねばなりません。骨壺1つしか持って行けないなどという場合は、旧墓地の合祀墓に納めるということが一般的です。
 子供も無く、将来は自分を看てくれる方が居ないという場合は、先祖のお骨は永代供養して貰い、将来は自分も永代供養をしてもらう様、菩提寺などに予約するのがよいでしょう。

永代供養

 永代供養にも様々な形態が有り、一般的には納骨堂に納め、仏教の場合ですと13回忌や27回忌、33回忌迄は寺で法要を営んでもらう料金を一括で納め、その後は合祀するというのが多いでしょう。
 また最近では「樹木葬」「海への散骨」「宇宙葬」「手元葬」など様々な埋葬方法?が見受けられ話題となっていますが、ごく一部にすぎないでしょう。
 合祀(他人のお骨と一緒に埋設)されてしまうと、後からやはり小さくてもお墓を作ろうと思っても出来なくなったと後悔する事も有る様です。樹木葬なども同様にのちに取り返す事は出来ませんので注意が必要です。

気持ちの整理をはっきりと

 先祖代々受け継がれて来たお墓を取り壊すのは、たいへん心が痛む物ですが、将来を考え無縁墓にしないよう、気持ちをしっかりもって対処する事が肝心です。

 墓じまいに掛かる経費などに付いてはまたの機会に書いてみたいと思います。



2019年6月11日火曜日

令和元年、お墓事情

令和のお墓の現状

 令和元年、今現在のお墓事情を考えてみたいと思います。
長年続いた核家族化、少子高齢化の時代を経てお墓の現状も平成初期に比べてかなり様変わりして来たと言えるでしょう。
 私は石材店を営んでいますので、最近多いご相談を上げてみます。

 お墓を作りたいけど、将来的に看てくれる人がいなくなる。
 夫婦だけの世帯である。
 独身で親や先祖代々の墓を守っている。
 妻の実家の墓地も維持して行かなければならない。

 昭和や平成初期にはなかったこういった相談が多くなっています。対応策としては様々な方法があげられますので、いずれ詳しく紹介して行きたいと思います。


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