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2019年7月9日火曜日

親の介護を考える|介護サービスを使う方法

親の介護を考える


 体もだいぶ弱って来たし、高齢なのでそろそろ家の親も国の介護サービスを受けようと考えた事は有りませんか?
 でもいざとなると面倒だし、まだ家族で充分だからと後回しにしてしまいがちです。しかし介護サービスを受けるには申し込めばすぐに受けられるという物ではなく、一定の手順と手続きが必要になります。急な病気や怪我で倒れたり、万一の場合に備えて早めに介護の手続きをしておきましょう。



まずは地域包括支援センターに相談


 各市町村に有る地域包括支援センターにまずは相談してみましょう。介護が必要かどうか、手続きはどう進めれば良いのか相談に乗ってくれます。うちの親の事で相談に行った際は、市町村の役所内の健康福祉課の中に包括支援センターも有りました。



介護認定を受けよう


 介護が必要だと判断されただけでは、サービスは受けられません、国の基準を満たした介護認定を取得する必要が有ります。
 介護認定の申請から認定結果の通知が来るまで約1ヶ月掛かります。

要介護認定はどのように行われるか 厚生省

ケアマネージャを選任し介護プランを作成してもらう


 介護認定がすみ、介護状態が分かったらケアマネージャーを選んで契約し、ケアプランを作成してもらいましょう。ケアプランは自分で作る事も可能だそうですが、相当の手間と時間が必要な様です。
 ケアマネージャーは地域包括支援センターで紹介してくれる事も有りますし、介護施設に居る事も多いので、どんな介護サービスを受けたいか、どこの施設(業者)に依頼するか、有る程度目星がついたら、見学してその後ケアマネージャーを選任するのが良いと思います。



介護施設と契約し介護開始


 いよいよ介護サービスの開始と成る訳ですが、その前に介護施設等と金銭的な契約も必ず必要と成ります。ここはケアマネージャーと相談の上、介護度合いにあったサービスを契約する事に成りますので、そんなに心配はないでしょう。施設に入所などの場合は施設の空き状況も有りますし、事前の予約も必要と成ります。



計画は余裕を持って


 このように介護サービスを利用するにはそれ相応の時間の余裕が必要と成りますので、余裕を持った計画が必要です。どんなサービスを考えているかによっても掛かる時間は変わりますが、最低でも2ヶ月は掛かると思っておいた方が良いでしょう。
 本人ばかりでなく、介護する家族の事も考えて早めの計画が望ましいでしょう。





2019年7月8日月曜日

一つのお墓を二つの家系で使う「両家墓」

両家墓とは


 少子高齢化で、一人っ子同士などの結婚も増えて来ています。また、子供が全て嫁に行ってしまい、両親だけが残されたという事も多いでしょう。
 残された両親の家は、いわゆる「墓じまい」をして「永代供養」にしなければならないという考えも有るでしょうが、双方の親と話し合い今後は二つの家で一つの墓を守ってゆく、いわゆる「両家墓」という方法も考えられます。


お参りも一カ所で済むので管理も効率的


 片方の家は誰もいなくなってしまうのが分かってはいますが、今後その墓を守って行くのは、お孫さん始め子孫の方に成るので、お参りする方としても遠くの永代供養塔などに墓参に行く必要も無くなりますし、管理も一つのお墓に成りますので効率も良いでしょう。


両家の考え方を大事に


 どちらかの家のお墓は「墓じまい」して別の墓地に移る訳ですから、宗派の問題や管理者の問題、あるいは納骨の場所を2つにするなど、検討しなければ成らない事は多々有ります。お墓の前に彫る文字も「○○家之墓」とはせず、「先祖代々之墓」や「南無阿弥陀仏」或いは「ありがとう」「心」「愛」などとする物が多く有ります。
 永代供養にしてしまうよりは今後もご先祖の墓参を自分達のお墓で出来るというのは、今後お墓を守って行く子孫にとっても大きなメリットだと言えるでしょう。




2019年7月7日日曜日

家族葬は安くない?

家族葬と一般葬の価格



 金銭的な問題で家族葬を選んでも、かえって一般葬よりもお金がかかってしまう場合があるそうです。
 寺院に払うお布施など30万、葬儀社の会館で行うとその他に祭壇、霊柩車、棺など40万から100万円位となります。合計70〜130万円
 一方、一般葬の場合は葬儀社に支払う他に参列者150人として香典返し、移動などのマイクロバスなど、100万円位余計に必要になります。
 香典の平均を8000円とすると、150人x8000円で120万円の収入ですので、合計は50〜110万円になり、家族葬よりもお金がかからない場合もあります。地域によっても誤差は大きいでしょうが、参列者が多い程葬儀の費用負担は少なくなると言えるでしょう。
 また、葬儀費用は相続税から控除出来ますので、節税対策として豪華な葬儀を挙げる場合も有ります。寺院の中にはお布施にも領収書を発行してくれる所も増えています。

もともと家族葬は




 もともと家族葬は、密葬と言い何らかの都合で一般的な葬儀を行えない場合にやむなく行うものでした。事故や事件に巻き込まれたとか、自殺で遺体が見つかっていないなど理由は様々でしょう。


現在の家族葬は安さが売り?


 ネットなどでも良く見かける様になった、「家族葬」一律○○円からなどという安さを売り物にした宣伝広告が、本来の葬儀のあり方を変えている様な気がします。
 確かに全く見た事も会った事も無い人が代理で葬儀に来るのも良く見受けられますので、本当に親しい者だけで執り行う葬儀にも意義は有るでしょう。しかし、価格の面だけで言えば決して家族葬は安くないという事を肝に銘じておかねばなりません。



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