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2021年12月29日水曜日

健康寿命世界ランキング

 健康寿命とは

健康寿命とは世界保健機構(WHO)が提唱した、自立した生活ができる期間の事です。平均寿命などの死亡するまでの期間とは違い体のどこも不自由なところや病気がなく、健康に生活出来る期間です。



日本のランキング

WHOの世界ランキングをみてみると、男女共日本が第一位となっており、なんだかホッとしたような気がします。日本の健康年齢の男女平均は2019年の世界保健統計によれば、74.1歳、男女別では男性72.6歳女性75.5歳となっています。

世界の上位ランキング

男女平均の2位以下は2.シンガポール3.韓国4.スイス5.キプロス6.イスラエル7.フランス8.スペイン9.アイスランド10.イタリアと先進国が続き、下位の国は中東やアフリカの紛争国などが占めているようです。最下位のソレトでは男女平均で44.2歳となっており、日本と30年近い差があります。ちなみに世界平均は男女平均で63.7歳の様です。

健康寿命を維持するには



日本の健康寿命が長いのは、個々人の意識の高さも有るでしょうが、国民皆保険制度や平均寿命の高さも理由としてあげられるのではないでしょうか。

いくら長生きしても病気や怪我、あるいは認知症などで不自由な生活を送らねばならないのは大変ですので、日々の健康に対する心がけが大切でしょう。


2021年9月10日金曜日

家紋を調べれば先祖が分かる

 家紋の成り立ち

 お墓や仏壇、寺のお厨子や紋付羽織などに家紋が書いてあるのを見たことがあるかと思います。最近では冠婚葬祭以外ではなかなか使われなくなってきた家紋ですが、先祖代々受け継がれた、家を象徴するものと言えるでしょう。

 家紋の元々の成り立ちは、奈良時代頃公家などが牛車に自分の文様として書いたことが起源とされており、室町時代には武家などにも広がり、広く一般庶民が使うようになったのは江戸後期とも、明治からとも言われています。特に戦国時代には旗印に家紋を書き、戦争の時に敵味方を見分けていたため、多くの家紋が派生したようです。



家紋が表すもの

 家紋は日本独自の文化で、大陸から伝わってきて広まったものではありません。文様の中には中国から伝わった絵柄が使われていることもありますが、概ねアレンジされ日本独自の文様となったようです。

 植物、動物、昆虫、生活用品など様々な文様が存在しますが、一つ一つになにがしかの意味合いがあり、詳しく調べて見るのも面白いと思います。現在日本では約2万ほどの家紋があるそうですが、それぞれに祖先の思いや何かの謂れがあって、自分の家の家紋ってこういう意味だったんだと分かると感慨も一入でしょう。



現在では

 文字が読めなかった人が多かった時代は、家紋によってどこの家の者か、どこの親戚かを判別するのにも役立っていたいました。

 現代においては、お墓や仏壇に家紋を書く際、自分の祖先が使っていた家紋がわからないので、新たにデザインするということも儘あります。必ずこうしなければならないという決まりはありませんので、自分の思いを込めた家紋を作るのも一興かと思います。


2021年9月8日水曜日

位牌に書いてある霊位と位の違い

 置き文字

 仏壇に有る位牌を見ると、戒名の下に「霊位」「位」と書いて有るのを見かけたことが有るかと思います。これは置き文字、下文字と言っていわゆる尊称として書かれているもので、必ず書かなければならないものではありません。地域や宗派寺院によっても異なります。

霊位と位の違い

 「霊位」と「位」の違いですが、霊位は主に四十九日前の亡くなった方がまだこの世にいらっしゃる方に対して、あるいは「先祖代々之霊位」のように先祖の霊全てをまとめて書く場合に使われます。「位」は四十九日を過ぎ仏の世界に旅立たれた方に対しての、尊称として書かれる事が多いようです。



白木の位牌と本位牌

 また亡くなってから四十九日法要が済むまでは木を削り出したままの白木の位牌に「〇〇霊位」と書く事が一般的で、四十九日法要が済んでからは黒塗りや金の立派な位牌に「〇〇位」と書くことが多いようです。

 下の写真の右側にある屋根扉付きの位牌は繰り出し位牌と呼ばれ、先祖が多くいらっしゃる方のための物で、屋根を外すと中に板が数枚入っており、その板に戒名を書いて置き命日や法要の際に前に出して見えるようにして、お参りするためのものです。



2021年7月7日水曜日

令和2年度国勢調査の速報値を考える

 令和2年度に行われた国勢調査

 令和2年度に行われた国の国勢調査(5年に一度実施)の速報値が総務省より発表になりました。今回は総務省統計局の「人口速報集計」について見てみました。

前回(2015)に引き続き人口減少

 日本の人口は前回の調査から86万8千人減り、1億2622万7千人となり率としては0.7%の減となっています。少子高齢化がますます進んでいることが伺えます。


首都圏への人口集中

 都道府県別の人口増減率を見ると、首都圏及び大都市への人口集中が伺えます。東京、埼玉、千葉、神奈川の「東京圏内」の人口は全国の人口の約3割に上っています。

世帯数の規模も縮小

 一世帯あたりの人員の推移を見てみると、一人暮らしや夫婦のみの世帯が増えている事が伺えます。

 世帯数そのものは4.2%増加していますが、一世帯あたりの人員は2.27人となっており、前回に引き続き減少しています。


まとめ

 誰もがなんとかしようと手を尽くしている人口対策ですが、なかなか良い案は出てこないように感じます。GDPでも世界2位の座を中国に明け渡して以来、日本経済も低迷を続けており、コロナが収まればどんどん景気が良くなる、などというのは考えにくいと思います。

 団塊の世代が後期高齢者となり亡くなって行けば、人口減少が加速するのは目に見えています。外国人(難民など)の受け入れも国としては乗り気ではないようですが、子育て世代自体の縮小も有り、人口を増やしていくのはなかなか大変じゃないのかと感じました。


出典 令和2年度国勢調査結果 速報 (総務省統計局)


2021年5月1日土曜日

コロナ禍でのストレス度調査「全国1位は山形県と長崎県」

 正直品質。FANCLによる調査によれば

 健康食品などでおなじみの「株式会社ファンケル」が1/21〜24にインターネットで全国の4700人を対象としたコロナ禍での生活の変化やストレスに関する健康調査を行い、1/29に第一弾の結果を各報道機関に情報を提供しました。

都道府県別ストレスランキング

 Q、(コロナ禍)日常生活でストレスを感じていますか。の問いに、ストレスを感じているというパーセンテージが1番だったのが山形県と長崎県の75%でした。3位は73%で埼玉と千葉、5位は72%で栃木と長崎、東京は63%で34位、最下位は55%の秋田県でした。

隣の県なのにこんなに違うのは?

 長崎県に関してはほぼ知識はありませんが、確かに山形県民は「おしんのふるさと」であり、真面目で地道に努力する県民性だと思います。また山形県民はコロナ禍の年末年始に「暴飲暴食の回数が増えた」都道府県ランキングでも1位だったそうです。秋田と山形は隣の県なのにこんなにも違うとはとネットでも話題に上っているようです。秋田県は昔から「着倒れ、食い倒れ」と言われるほど享楽的な県民性だとファンケルの研究所の矢野新一先生がコメントしていますが、本当でしょうか。

 我が山形県民も、もっと享楽的に生きるべき???













2021年4月21日水曜日

自分で行う簡単なお墓のリフォーム

 お墓のリフォームとは

 先祖代々受け継がれてきたお墓があるが、長年にわたる風化や地震、雨風や日光の影響も有り、だいぶ見た目が悪くなってしまった。あるいは、お墓の土台がずれてしまったり苔やカビが生えてしまった。納骨堂が狭く新しいお骨を収められなくなりそうだ。などなどお墓のリフォームの理由は多岐に渡ります。

 石材店に頼むのが最も手っ取り早い方法ですが、先ずは自分でできるだけのことはしてみようとお考えの方、そんなお墓のリフォームを自分でやる場合に考えなければならない注意点を挙げてみようと思います。



清掃

 清掃といっても様々ですが、主に中性洗剤を使って綺麗に汚れを落とせばある程度の美観は回復できるでしょう。注意点としては、たわしなどの金属製の部分が有るものでこすってしまうと傷がついてしまうことが有るので、スポンジやナイロンたわしがおすすめです。

石のヒビや目地をふさぐ

 古い墓石や周りを囲む石やコンクリートなどが剥がれてしまった場合は、モルタルや接着剤などで補修できるでしょう。最近ではホームセンターなどにも石材用と書かれてある接着剤なども売っていますので、探してみると良いでしょう。

苔やカビ、赤くなったサビを落とす

 苔やカビは塩基性の洗剤で、サビは酸性の洗剤で落とすことが出来ますが、両方同時に使うと猛毒が発生するので自分で行うのはやめたほうが良いでしょう。また石の種類によっては、傷んでしまうこともありますので、中性洗剤で落ちなければ専門家にお願いしたほうが無難です。

こまめな清掃が一番

 毎年お盆前や彼岸前にお墓の掃除をすると言う方は多いと思います。しかし一年中外で風雨にさらされ、黄砂を浴びているお墓ですので汚れもかなり溜まってきます。

 年に1、2回の清掃だけではちょっと物足りないでしょう。月命日や、季節ごとにお墓を綺麗にし手を合わせることで、先祖に感謝し今の自分を見つめ直してみてはいかがでしょう。


 


2021年4月12日月曜日

新型コロナと心の健康

一般の人へのワクチン接種始まる

 令和3年4月12日、やっと一般の方へのコロナワクチンの接種が開始されました。まずは65才以上の高齢者からという事で、我が家にも役所から「予約受付開始のご案内」が届きました。諸外国に比べると遅きに失する感は否めませんし、新たな変異種には効果があるのか、副作用はどうなのかなど心配も尽きません。ブラジルでは1日の死者数が4000人を超えたとニュースになった程です。

心の健康をどう保つか

 新型コロナで外出や旅行などなどあらゆるレジャーや楽しみが激減し、また経済的にも収入が減ってストレスが溜まっている方も多いと思います。感染しないためには家でじっとして居るのが一番なんでしょうが、なかなかそうもいきません。

 厚生労働省の調査によれば「手洗いやマスク着用等の予防行動」「スマートフォンやインターネットを使って情報収集」「家族や友人に話をする」などで不安やストレスを解消できていると回答した人が46.3%おり逆に解消できていない人が20.7%居るとなっています。

 以下に厚労省のパンフレットを貼っておきます。




高齢者と健康

 コロナ禍でも全くストレスを感じない人はほぼ居ないのではないでしょうか。我が家の高齢者も施設に入っており、認知症もあり、家族も直接の面会は出来ない状態ですので自分ではわからなくともなにがしかのストレスを感じていると思われます。

 毎日近所でお茶飲み話をしていたのに最近はどこにも行けず、体もなんだかなまってきてしまった、などと言う話もよく聞きます。ワクチンを打てばどこでも自由に行けると言う段階まではまだまだ程遠い様に思います。いかに心を健やかに、体を健康に保つのか、特に高齢者には周りの人や家族の支えはもちろんのこと、国をあげての対策が必要と言えるでしょう。


2021年3月16日火曜日

春彼岸を迎えて コロナ渦での法要と法事

 春のお彼岸

 桜の蕾も膨らみ始める春の彼岸、コロナ禍でなかなか外出できない日々が続いていますが、そんな時こそ菩提寺を訪れ先祖に手を合わせてみれば、清らかな気持ちに成れる事と思います。寺院もそれぞれ三密を避けるよう気を配って、様々な対策が為されている所も多い様です。昨年と違い、地元の山形県などは今シーズンは大雪だった為、まだまだ雪が残っている場所も多く、墓参の際には滑って怪我などしない様、長靴なども用意した方が良いかと思います。



(お彼岸の意味等は別記事を参照してください)

法要と法事

 法要と法事は同じ意味で使われる事が多いですが、厳密には法要とは亡くなった故人に対する葬いの為の儀式(四十九日法要、一周忌法要、三回忌法要、七回忌法要等...)で有り、法事とはその為に集まったり皆でお参りしたり最後に会食(お斎)するまでの当日の法要に関わる行事全般の事を言います。

 「今年は三回忌なんだけど、法事はどうしようか」など、コロナ禍で通常とは違ったやり方を余儀無くされる事も多いかと思います。春の彼岸は寺院や住職に相談してみる良い機会とも言えます。寺院でもコロナ対策として法要は1日何軒までなどと、通常とは違った方式に変わって来ていますので、日曜や連休などは早めにお願いしておかないと、希望の日時に行事が出来なかったと言う事も有るでしょう。

 内容に関しても、参列者は何人までにするか会食はどうするかなど、親戚も含めて早めに相談しておくのが良いでしょう。コロナ禍ゆえの簡素化も現状では仕方のない事ですが、供養の心を忘れない事が大切だと思います。




2021年3月2日火曜日

東日本大震災から間もなく10年あらためて防災を見直そう

高齢者と震災

 令和3年3月11日、震災から間もなく10年が経とうとしています。10年ひと昔とはよく言いますが、改めて震災を振り返り、今後の防災を見直して見る良い機会だと言えるでしょう。

 死者15899人、行方不明者2527人そのうち高齢者のしめる割合は66%にものぼっています。また震災に関連した持病の悪化、病気の発症による死者の9割は高齢者となっています。

 年齢による体力の低下に加え、避難する、しないの判断力や過去の経験に無い想定外の出来事に対処するのも高齢者にとっては難しい事も要因と言えるでしょう。



災害弱者にならないために

 災害をなんとか逃れ、避難出来ても高齢者には様々な困難もありました。特に避難所生活が長く続くと生活環境が変わって、ストレスや体調の悪化を招く事も多く、通院や薬の処方が止まってしまったりバリアフリー対応ではない場所での不自由も問題点として当時取り上げられました。


あらためて防災を見直そう

 震災以降も地球温暖化の影響などもあり様々な自然災害が「想定外」という謳い文句の中で、日常になって来ている気がします。先日も震度6弱のかなり大きな震災の余震とみられる地震がありました。10年目のこの機会に改めて防災を見直して見る何かの「啓示」のような気がしました。まだまだ若いつもりでいても、かく言う私も10年後には高齢者の仲間入りです。今後の10年をも見据えて、防災について考えねばと思います。

 最後に復興庁の震災10年ポータルサイトのリンクを載せておきます。是非一度ご覧になってください。

 

復興庁東日本大震災発災 10 年ポータルサイト


2021年2月25日木曜日

死とどう向き合うか

 死とどう向き合うか



生命は必ず終りを迎える

 命有るものは必ず終りを迎える、それは自明の理であり紛れも無い事実で有ることは証明の必要も無いでしょう。では生命とは何かを考えて見ると「哲学」「生物」「化学」「宗教」など様々な観点から議論を見つける事ができます。

 我々人間にとっても、生と死は永遠の命題であり逃れられない宿命と捉えても差し支えないでしょう。生まれたからには必ず死が訪れ、いつか来る死に向かって生きているとも言えます。

不慮の死、突然の死

 死はいつ訪れるのか今の我々には知るすべはありません。長寿を全うしたとしても100年もすればやがて必ず死が訪れます。交通事故や心臓病、自然災害などでなんの前触れもなくやって来ることも有るでしょう。病気や疫病などで余命を宣告され、長寿を全うできない場合も多々有るでしょう。

死後の世界

 死後の世界は有るのか?という問題は様々な宗教で違った解釈、或いは似たような解釈がなされてきました。多くは因果応報といった生きている時の行いが死後に影響を及ぼす、といった社会的にも倫理的にも死んだ人以外の利益をも考慮した解釈がなされているように感じます。

死とどう向き合うか

 「あなたの命はあと1日です」と、例えば神様や仏様が枕元でささやいたとします。そんな時あなたはどうしますか?私なら慌てて身の回りを片付けたり、今までお世話になった人に挨拶をしたり、最後の時は親しい友人や家族に見守られながら「あの世」に旅立ちたいと思う事でしょう。

 しかしそんな事を親切に教えてくれる神仏は多分居ないと思われます。「明日死んでも良いように今日を生きる」といった心がけと準備こそが大切でしょう。


2021年1月2日土曜日

新年の目標、年頭の抱負を考える時に注意すべき3項目

新年の目標、年頭の抱負を考える時に注意すべき3項目

  年の初めにあたって、目標や抱負を考える事は多いと思います。「今年はアレを達成しよう」とか「毎日1時間歩こう」とか「月に5冊の本を読もう」とか目標は人それぞれだと思います。かくゆう私も毎年何らかの目標や抱負を持って一年を過ごすことにしていますが、完全に達成できた年というのも少ないものです。

 特に達成できなかった事で多かったのは、「毎日○○をする」といった目標でしょうか。年末になると本屋さんなどでは、手帳や日記帳などが多く並びますが、それにつられて買ってはみたものの、三日坊主でほぼ空白の日記なんてことも度々有りました。

 ある研究によると、目標を立てても達成できない確率は9割に達するそうです。人に限らず動物は環境に順応してしまう動物なので、正月休みが明け普段の仕事モードに入ってしまうと、目標達成の為の時間がなかなか取れなくなり、断念してしまう事が多いそうです。

 また目標自体が多く、それぞれの目標が相容れない内容だったり、時間が取れなかったりすると、挫折してしまうこともある様です。

 では目標を考える時にはどういった点に注意すべきかを考えてみましょう。

1.目標、抱負を達成する為の時間配分もよく考える

2.毎日でなくとも継続できる目標を考える

3.月ごと(週ごと)に目標を評価し、修正する

 以上3点を守れば、ある程度は新年の目標、年頭の抱負にたどり着けるかと思います。最後に来年の今頃今年の目標や抱負が達成されたかチェックして新たな目標に向けて頑張りましょう。

 コロナ禍の今、終活を考えている方は特に目標にしなければならないと感じている事項は多いと思います。焦らず気長に目標を目指すのも大切だと思います。












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