新型コロナウイルスと中国石材工場の現状<2月12日>
日本で販売されている石材製品の多くは中国からの輸入に頼っているのが現状です。そんな中、中国からの情報が届きました。
春節後、稼働が出来ない工場がかなり有る様で、日本の石材業会にもかなりの影響が有りそうです。
===== 以下抜粋 =====
◎工場の職人の状況
・一部地元の職人もおりますが、ほぼ出稼ぎによる職人となっております。
江西省が一番多く、他、安微省、湖南省、貴州省、四川省、河南省、湖北省等で
湖北省の隣の省がほとんどで戻る際に各地方政府の許可申請が必要となっている
ようです。
・交通機関もまだ万全には遠く、予約しても運行されなかったり思うように戻れない
状況となっております。
・工場に戻ってからは、14日間の経過観察があり仕事を出来るまで時間が必要と
なります。
◎工場稼働の見込み
・各地方政府の判断により再開される見込みですが人の多く集まる工場については
もう少し時間がかかると思われます・・・一部工場では、地元の職人数名で動かしたが
すぐにストップさせられたようです。(電気も止められたよう)
許可が下り次第、一部地元の職人がいる工場より加工が再開されると思われますが
当面は少量の生産にとどまると思われます。船積についてもはっきりした判断は出来か
ねますが旧正月前に加工終了した製品より2月23積 又は 3月1日積 にて順次出荷した
いと考えております。
◎厦門港の状況
・コンテナ船については 入港、出港はされているようですが、トラック輸送において
他市より厦門市に入る場合運転手も仕事と見なされ、14日間の経過観察が必要とされる
ため足止めとなるようです。対策を検討中です。
・各道路においても各地で検問があり、体温検査等厳しくチェックされているようで、思う
ように移動が出来ない状況となっております。
◎2月11日現在の感染者(石材工場のある地域)
・厦門市・・・32名 治癒3名・泉州市・・・43名(恵安省2名、南安市12名)治癒11名
・漳州市・・・19名 治癒3名・福建省合計・・・267名 治癒44名
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