adsence.txt

2019年7月29日月曜日

高齢者と熱中症|予防と対処法

いよいよ梅雨明け、暑い季節の到来


 今年の夏は雨が多く、7月は涼しいと感じられる日が続きました。遅まきながらいよいよ梅雨明けの、暑い季節の到来となる様ですが、この時期は熱中症にも気をつけなければなりません。



熱中症の原因とは


 熱中症とは気温と湿度が高くなると起こる様々な症状の事ですが、体調や年齢によって症状や程度も変わってきます。
 主な原因は直射日光や高温多湿ですが、部屋の中にいても、またプールで泳いでいたりしても脱水症状となり熱中症にかかる場合も有ります。
 体温が上昇しても汗をかけなかったり、部屋を閉め切っていたりして暑さを感じない場合も有ります。




予防法は


 脱水症状を防ぐにはこまめな水分補給が一番ですが、高齢者の場合、体の水分が少ないため熱中症になりやすくなっています。喉が渇いたと感じた時には、だいぶ水分が少なくなっていると考えなければなりません。
 1時間ごとに水を飲むなどの、計画的な水分補給が大切です。水を飲み過ぎると、排尿の際塩分も出てしまいますので、高齢者の方はかかりつけの医師などに相談して飲む量を決めると安心です。
 また、暑さを感じなくても部屋の温度が27度以上ならエアコンを付け、暑い日の外出はなるべく避けるのが懸命です。



対処法は


 意識が無いなど症状が重い場合はすぐに救急車を呼ぶ事が必要ですが、ちょっとフラフラするなとか顔が火照ってきて怠いなと感じたら、用事などが有っても無理せずに、すぐに涼しい場所に移動して水分補給しましょう。
 高齢者の場合は周りの人や家族が気をつけてあげて、予防や対処に努めるのが大切です。


2019年7月27日土曜日

健康食品やサプリメント、保険機能食品

健康食品やサプリの氾濫



 「○○を飲むと体に良い」「○○は病気が治る」といった健康食品やサプリメントは巷に氾濫しているとも言える昨今、本当に効果があるものから全く根拠の曖昧なものまで、多数出回っている様です。
 健康に良いと聞くと、じゃあ試してみようかなという気分にもなりますが、薬にはリスクも付き物ですので宣伝に踊らされずにきちんとした知識を持って使いたいものです。

関節の痛みにグルコサミンは?


 高齢者になってくると膝の関節にあるクッションの役割をする軟骨が段々すり減って、痛みを感じたり動きが悪くなったりします。しかし軟骨の成分を含むグルコサミンを含むサプリ等を接種しても、関節炎には若干の効果は認められるが、慢性的なものには効果は無い様です。

ビタミンCは癌に効くのか?


 ビタミンCはコラーゲンを生成するとともに抗酸化物質としても、無くてはならないものですが、近年話題になった癌に対する効果はどうでしょう。
 研究結果では、癌に効くという結果と、効かないという結果の両方があり、まだまだ研究が必要な様です。
 風邪等の緩和にもビタミンCは良いとされていますが、取りすぎると逆効果になる場合も有るようなので注意が必要です。



保険機能食品


 まだまだ様々な健康食品やサプリが有りますが、「機能性表示食品」は国(消費者庁)が審査をしておらず、事業者の責任で販売しているのもの、「特定保健用食品(トクホ)」は国が安全性や有効性を審査しているものです。その他にビタミンやミネラル等を補給する目的のサプリ等は「栄養機能食品」と呼ばれます。
 これら3つを合わせて「保険機能食品」といいますが、どれも薬ではないので病気を治す薬の補助的な役割として考えた方が良いでしょう。

 また、薬と併用する場合も取り過ぎはかえって逆効果になる場合も有りますので、素人判断で摂取せずに、医師や薬剤師に相談するのが良いでしょう。

 健康食品の安全性有効性情報はこちらのリンクから、調べたい語句を入力すると詳しい情報がご覧になれます。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/

2019年7月22日月曜日

お墓はなぜ石で作るのか?記録媒体としての石

お墓の成り立ち



 古代から、人が亡くなると土に埋めるのという事が世界的に行われてきました。現代と違って死因は分からない事の方が多く、亡くなった人から病気が移ったりした事も有ったでしょうし、放っておくと腐敗してくるので、土に埋める事が一般化されたのだと言われています。
 土に埋めた遺体を動物などに掘り返されたりしない様、おもりや目印として石を乗せたことが、墓石が誕生した由来とも言われています。

 誰の墓なのかわかるよう、目印として記号や名前を石に刻むことも行われるようになりました。石に彫った文字は古代エジプトの物まで残っているほど丈夫で長持ちなので、目印や墓標とされる事が通例となったのでしょう。

現代の墓石





 日本では昭和初期まで土葬、いわゆる遺体をそのまま土に埋める事が行われてきましたが、現代では土地の事情もあって火葬した物を先祖代々之墓として、一家で一基の墓を作る事が一般化しています。

 現在主に墓石として使われている石は、花崗岩などの鉱物を主成分とする非常に堅い物が使われており、完全に風化するまでは1万年掛かると言われています。
 江戸時代や明治時代などに作られたお墓は、当時の加工技術も有って、主に安山岩等の比較的柔らかいもので作られていますが、それでもまだ充分に墓石に彫った文字がはっきり読めるものも多く有ります。



未来永劫とまでは行かないが


 現代の石も堅いとはいえいずれは風化します。しかし未来永劫とは行きませんが、有る程度先の子孫まで自分の名前や戒名等を使える事には充分でしょう。
 デジタル社会とはいえ、遠い昔から行われて来た石に彫って何かを残すというのは、今でも最良の記憶媒体かもしれません。


白田石材 Home Page へ

白田石材 Home Page へ
山形で石の事なら何でもご相談下さい

PR

仏陀と阿弥陀如来の違いとは?

  仏陀と阿弥陀如来の違いとは? 仏教には多くの仏や菩薩が登場しますが、その中でも「仏陀(ぶっだ)」と「阿弥陀如来(あみだにょらい)」はよく知られている存在です。それぞれの役割や意味には違いがあります。この記事では、この二者を比較し、彼らの違いを分かりやすく解説します。 仏陀(ブ...