あおり運転が社会問題に
令和元年現在、あおり運転による重大事故や処罰の軽さが社会問題になっています。「ロードレイジ」と呼ばれる危険な運転行為は一部の人だけの問題ではなく、誰しもが加害者にも被害者にもなりうる側面も持っています。
なぜあおり運転は起きるのか
ハンドルを握ると人が変わる、などという事はよく有る話ですが、車の運転は本人が思っている以上に全身を使い、神経を集中しなければならない、ストレス状態とも言えるでしょう。
日本アンガーマネジメント協会の調査では、20代から60代の男女にネット上でのアンケートを行った所、「運転をしていてイライラした事は有りますか?」の問いに420人中の9割以上の人が「はい」という回答だったと言う。
また、危険な運転を周囲の車にされた事があるという人は、7割以上という結果になった様です。
あおり運転をなくすには
精神的なストレスが過剰な行動となって現れてしまうあおり運転ですが、どうすればなくす事が出来るでしょうか。
イライラして危険な行為に走り、加害者にならない為には、まずは自分を落ち着ける事、深呼吸して気持ちを穏やかに保ち、相手を思いやる気持ちを持つ事が大事でしょう。
自分が被害者にならない為には、日本アンガーマネジメント協会によれば
1.目的地に余裕を持って到着する事
2.割り込まない事
3.追い越し車線でゆっくり走らない事
4.あおらない事
5.他の運転者を挑発しない事
6.緊急事以外クラクションを鳴らさない事
7.危険運転者には抜いてもらう事
8.絶対に車から降りない事
9.相手の車が見えなくなるまでやり過ごす事
が、注意点として上げられていました。
ドライブレコーダーや録画中などのシールも最近は販売されていますので、車に設置しておくのも良いでしょう。
車は便利な道具では有りますが、一歩間違えば凶器にもなる物だという事を常に忘れず、時間と心に余裕を持った行動が大事だと思います。
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