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2019年7月14日日曜日

日本の埋葬方法|海外との違い

埋葬とは


 埋葬とは亡くなった方を納める納骨方法の事を言います。日本では現在墓地埋葬法という法律で火葬したお骨を墳墓、墓地に納めなければならないと決められています。
 詳しくはリンク先を参照して下さい。

 昭和23年に作られた法律ですので、現代の少子高齢化の実情に合わない部分も多々あると思います。手元に遺骨を置いておく「手元供養」や「散骨」に関しては決められた法律が有る訳では有りません。
 手元供養は個人の判断で大丈夫でしょうが、樹木葬や海洋散骨などの散骨の場合は市町村の条例を調べてから行う事となります。


海外では


 海外の埋葬方法は多くは土葬で遺体を焼かずにそのまま埋めるのが主流です。キリスト教等では復活信仰という、死者がキリストによって蘇る教えが有りますので、蘇ったときの為に体を残しておく土葬が主流の様です。

 しかし現代では特に都市部では、火葬した物を納める所も増えて来ている様です。衛生上の問題や土地の問題も有りますので、実情に合わせた埋葬方法に変わって来ていると言えるでしょう。


海外では変わった葬送も


 日本でも樹木葬や散骨など変わった葬送が行われる様になりましたが、話題にはなっていますがほんの一部の様です。
 海外ではマサイ族の「獣葬」という遺体を放置し獣に食べさせる葬送方法、チベットやモンゴルの「鳥葬」など自然に帰す為に動物に食べさせる方法が変わっていると言えるでしょう。また、東南アジア、オーストラリア、などで行われている「風葬」という遺体をそのまま放置しておくやり方等も有ります。

 こちらは日本ですが、今年の2月に劇場公開となった沖縄の一部の地域で今でも行われている「洗骨」という葬送を題材にした映画が、内容も良く話題になった様です。遺体を棺に納め4年経ったら取り出して洗うという、風葬を題材にした物です。

 いずれにせよ、土に帰す、自然に帰すという事が葬送、埋葬の基本的な考え方として世界共通であるのは間違い有りません。



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