もうすぐお盆、お墓参りの前の掃除の季節
梅雨が空け暑さも増してくるこの時期、お盆のお墓参りの前にお墓の清掃をしようという方は多いと思います。
新暦でのお盆は7月ですのでもう終わった地方の方もいますが、ほとんどは8月13日が盆の入りとしてお参りが行われる事が多いでしょう。
お墓掃除の基本
お墓を掃除する前の基本的なやり方を考えてみたいと思います。
墓地に到着したら、寺院の場合はまずは本尊様に手を合わせ墓地に向かうのが良いでしょう。自分の家の墓地に付いてもすぐに掃除を始めるのでは無く、まずは手を合わせ先祖にご報告してからが基本です。
掃除に取りかかる前に、特に注意しなければならない点は、灯籠などが有る場合ロウソクを付ける火袋という格子状の物の中に、ハチなどが巣を作っていないか確認してみて下さい。自分の家のお墓ばかりではなく、隣近所のお墓も注意しないと、うっかり近づいてさされてしまうという危険性もあります。もしいた場合は寺院や霊園管理者に相談してから除去して下さい。
安全を確認したら、草を取ったりゴミを取ったりしてから、墓石を水洗いする事になります。汚れがひどい場合は中性洗剤をズポンジやタオルに付けて洗うとほとんどの汚れは落とせるでしょう。
これだけはやっては駄目な事
古いお墓で汚れが酷く、たわしなどでゴシゴシ清掃する場合も有るかと思いますが、金具のついた部分で擦ってしまうと墓石に傷が付いてしまうのでなるべくなら使わない方が良いでしょう。金属製のたわしなどは絶対に使ってはいけません。
また、風呂用洗剤などを使う際は、成分を良く見て酸性度の強い物、アルカリ成分の多い物は石を傷める原因となりますので使わない方が良いでしょう。
墓地にきちんとしたゴミ集積所が無い場合は、必ずゴミは持ち帰りましょう。山の中に有る墓地だからといって、ゴミを適当に捨てる事は絶対にやめましょう。ゴミが一角にまとめておいてあったとしても、誰かかが放置して右ならえした誰かがそこにゴミをおいて行ってしまうと、どんどんゴミ捨て場のようになってしまい、収集が付かなくなってしまいます。最低限のマナーとしてゴミは持ち帰るものと考えておきましょう。
暑い季節は熱中症にも注意を
お墓掃除の季節は暑い中での作業が多くなりますので、熱中症にも気をつけましょう。涼しい朝方や夕方に出来れば作業したいものです。
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