ペットも家族の一員
子供のいない世帯や一人暮らしの世帯ではペットを自分の子供同様に可愛がって、家族同然に生活しているという人も多くいます。
自分が高齢に成った時ペットをどうするか、というのも終活にとって大きな問題となります。病気になったり、施設に入らねばならなくなったとき、飼っているペットを誰が世話するのかも考えておかねば成りません。
近年ではペットを保護団体に預けてしまう高齢者も増えて来ているそうです。
ペットに遺産は?
ペットが自分がいなくなっても安心な様に、遺産を残したいと考えるのも当たり前の事でしょう。
しかしあくまでも遺産は人間にしか残せない物ですので、ちょっと工夫が必要になります。
遺産を相続する為の付帯事項として、遺言書に「ペットの世話をする旨の但し書き」を書き入れ、間接的に遺産を残す事は出来るでしょう。
ただし、相続人にはこれを放棄する権利も有りますので、あらかじめ法律の専門家と、世話を頼みたい相続人に相談しておかねばならないでしょう。
高齢のペットの終活も必要
ペットも高齢になってくるとやはり人間と同じ様に、最期に向けて準備をしなければなりません。もちろんペット自身が出来る訳ではないので、飼い主がどうしたら自分のペットが幸せな最期を送れるかを考えてやらねばならないでしょう。
ペット保険への加入や亡くなった後のお墓をどうするかなど、前もって準備していないと、いざという時に困ってしまいます。
近年はペットと一緒にお墓に入りたい、という方も増えて来ています。ペット用のお墓も様々な物が売れる様になってきました。
仏教では宗派によってもペットへの考え方が違いますので、一度自分の菩提寺に相談されるのが良いと思います。ペット専用の納骨堂や供養塔、墓地を持つ寺院も増えています。
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