墓じまいの訴訟、和解が成立
共同通信の記事によると、愛知県の墓じまいに関する訴訟が和解したようです。以下共同通信より。
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両親らが埋葬された墓を「墓じまい」として無断で撤去され、精神的苦痛を受けたとして、愛知県弥富市の女性(91)が慰謝料など計530万円の損害賠償を撤去した親族2人に求めた名古屋地裁(桃崎剛裁判官)の訴訟は21日までに、墓の建立費80万円を支払うことなどで和解した。地裁や原告側代理人への取材で分かった。20日付。
和解調書によると、(1)親族側が女性の承諾を得ずに墓じまいしたことを謝罪(2)80万円の支払い(3)親族側の2人以外が墓の祭祀継承者となる―などの内容。
自分の家のお墓だからと勝手に処分はトラブルの元
自分の家のお墓で、後継者も無くさっさと墓じまいしてすっきりしたい、とお考えの方もいますが、親戚、縁者とも相談しないと後々トラブルに発展する事もあります。
また、亡くなって誰もいなくなった家なのでと、親族が勝手に処分してしまい、のちに遠縁の方が毎年墓参に来ていたなどという事もあります。
墓じまいのメリットデメリットは以前紹介しましたが、大きなトラブルになる前にしかるべき対策を忘れない様にしましょう。
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