孤独死は身近な問題と考える
一人暮らしの65才以上の方は年々増えています。自分だっていつかは孤独死が待っているかもしれません。
内閣府の意識調査によれば夫婦だけの世帯で孤独死を身近に感じる人は50パーセントを超え、また一人暮らしの人で孤独死を身近に感じる人は70パーセントを超える結果となっています。
私の隣の家でも起きた孤独死
5年程前になりますが、私の実家の隣の方が孤独死するという痛ましい出来事が有りました。発見されたのは、病院を予約していたのに全然来ないし電話にも出ない、という事で病院から警察に連絡が有り、警察と区の立会人で鍵を開けて中に入り亡くなっていたのを発見したという事でした。
亡くなったのは80代のおじいさんで、人付き合いが悪く、町内会にも入らず近所付き合いも全くない方でした。ちょうど正月だったので、雪も多く近所の人も誰も気づきませんでした。
事件を知った後、家族皆びっくりし、まさかご近所でこんなことが起きるとは思ってもいませんでしたので、改めて孤独死が身近な問題だと認識を新たにしました。
事件を知った後、家族皆びっくりし、まさかご近所でこんなことが起きるとは思ってもいませんでしたので、改めて孤独死が身近な問題だと認識を新たにしました。
孤独死は増加傾向
東京23区の65才以上の人の自宅での死亡者数を見てみても、年々増加傾向に有るのが分かります。もちろん高齢化による数の増加も有りますが、10年で倍くらいに増えているのが分かります。これは看取りが有っての死も含みます。
孤独死しない為にはどうすれば良いか
近所付き合いを大切にし、子供や親戚とも友好関係を保つ、この一言につきるとは思いますが、なかなかそうも行かないのが現状の様です。
女性に比べ男性の方が全く人付き合いをしないという人の割合が多いという調査報告も有ります。
社会全体で見守る体制を如何に考えて行くかが今後の課題だと思います。ネット社会の今、一人暮らしの老人を見守るシステムが有っても良いのではないでしょうか。
資料は内閣府の物です、リンクはこちらから。
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