空き家はなぜ増えているのか
私の町でも空き家は年々増え、ぼろぼろになった家を多く見かけるようになりました。またいつの間にか家が有った所が更地になり、住宅地にぽっかり穴があいた様になっている光景も見かけます。
空き家はなぜ増えているのか、もちろん人口減少のせいも有りますが、老人の福祉施設等の利用が多くなった事も一因に上げられます。
空き家の数は、調査の度に増加し、平成5年に448万戸だったところ、平成25年では820万戸と、この20年間で1.8倍になっています。 また、空き家率でみると、平成10年に1割を超え11.5%となり、その後も一貫して上昇を続けています。(図表1)総務省統計局のデータ
空き家の問題点
人が住んでいなくとも、きちんと管理されいつでも住める様になっている空き家であれば、何も問題は有りませんが、長年放置されているような空き家は、近隣に少なからず迷惑となり、また災害等の場合は重大な危険を及ぼす事も考えられるでしょう。
空き家と終活
終活を考える上でも、自分の家をどうするか、親の家をどうするか早めに考えねばならない問題です。
売却するにしても相続問題をきちんと解決しないといけませんし、ぼろぼろになってしまった家は空き家が多いこのご時世ではよほど良い立地条件でなければ売れないでしょう。
国土交通省でも様々な対策を講じている様です、「新たな住宅セーフティネット制度について」こちらのPDFに制度の説明が詳しく載っていますので、今後空き家問題を抱えるであろう方は、参照してみると良いでしょう。
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